【東京市場】豪ドル売り優勢に

 24日の東京市場でドル円は109円台半ばを挟んでのもみ合いが続いた。前日の海外市場で110円ちょうど近辺を付けたことで上値トライが一服も、下がったところでは買いが出る流れで、上下ともに積極的な動きを見せなかった。
 東京株式市場は小幅安も、値幅は限定的で大きな動きにつながらず。
 
 目立ったのは豪ドルの動き。9時半の豪雇用統計が雇用者数が予想よりも多く、失業率が予想外に低下と、強めに出たことでいったん豪ドル買い。もっとも、正規雇用は前月に続いてマイナスで非正規中心の増加であったことや、労働参加率が低下していたことなどのマイナス面もあり、上昇は幅限定的に。
 上値トライが一服すると、豪大手金融機関NABの住宅ローン金利引き下げ報道に一気に豪ドル売りに。長期金利低下見込みが、金利差を狙った資金流入のが減退につながるとの思惑が豪ドルの売りを誘った。
 雇用統計後に0.7140近辺から0.7160台まで対米ドルで上昇を見せた豪ドルは0.71ちょうど近くまで値を落とした。対円でも78円台半ば超えから77円80銭台に。

minkabu PRESS編集部 山岡和雅

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

山岡和雅 | minkabu PRESS編集部

1992年チェースマンハッタン銀行入行。1994年ロイヤルバンクオブスコットランド銀行(旧ナショナルウェストミンスター銀行)移籍。10年以上インターバンクディーラーとして活躍した後にGCIグループに参画。2016年3月よりみんかぶ(現ミンカブ・ジ・インフォノイド)グループに入り、現在、minkabu PRESS編集部外国為替情報担当編集長。(社)日本証券アナリスト協会検定会員 主な著書に「初めての人のFX 基礎知識&儲けのルール」すばる舎、「夜17分で、毎日1万円儲けるFX」明日香ビジネスなど メールマガジン「外国為替ディーラーの心の中」( https://www.mag2.com/m/0000094647.html )を毎営業日朝に好評配信中