テーパリング早期開始の思惑は

【著者】

為替マーケット:2014.11.11

<今夜はどうなる!>早期テーパリング観測は!?
今夜はベテランズデーで米国の債券市場は休場。
経済指標も特にないため、相場動向を占うものは株式相場くらいのようです。
予想外の好結果となった米国雇用統計の結果から、これからの市場のテーマはテーパリングの早期開始についてでしょう。

やはり月平均の非農業部門雇用者数が20万人を超えてくるとなると、FRBがコメントしていることもあり、緩和縮小開始へと舵を切ると考えるのが自然なのではないでしょうか。
そうなってくると、金曜日は雇用統計の結果で大幅上昇となったNYダウですが、高値圏にいるために一斉利食いが出ることも考えられます。
5.23ショックとまではいかないまでも、昨年の春にNYダウが14,000ドルまで乗った後に、1,000ドルの下落をしたことを考えますと、それ相応の利益確定による下落が起こっても何ら不思議ではありません。
その場合は「NYダウ下落」→「日経平均下落」となり、ドル円も上値の重い展開となるでしょう。

ただ、NY市場クローズ時にテーパリング縮小観測が広がりドル買いとなると、日経平均の下落圧力も和らぎます。
どの市場から動き始めるかということに注意をおきながら、上がっていく相場には注意しながらついていくほかないような気がします。
先週末から、相場が動き始めましたので「資金の流れ」に注意しておかなくてはいけませんね。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」