マーケット

ドル円、マイナス要因多数

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/05/19

金曜日の概況

おはようございます。朝方はまだすっきりした気持ち良い朝の気温ですが、予報によると26度まで上がるそうで、移動時間が最も暑そうで残念!夏が近づいて、リリーの毛もほぼ夏毛に変わり、それほど抜け毛が目立たなくなりました。それでも掃除機で朝晩2回は吸い取らないと、靴下に付いた毛が家中に散らばって悲惨な目に。それでもわんこを家族みんなが好きだから仕方ないですけど。動物好きな人じゃないとこれはきっと判らないでしょうね・・・。

さて、相場はNYで下落。ただし東京の安値101.66から見てもドル円安値は101.31と35銭下がった程度。暴落したわけではありません。
まず市場がショートになっていたドル円は午後4時過ぎからのユーロドル下落に遅れて10分、ショートカバーでドル買いとなって102.13まで上がりましたが、139.80から戻り売りが強まったユーロ円の影響を受けてドル円も下落。101.82レベルまで下げた後、揉み合いとなりました。
その後午後9時半の米指標でニューヨーク連銀製造業景気指数が予想6.00のところ、19.01と好調、失業保険申請件数が予想320千件のところ297千件と少なくドル買いとなって102.08まで上がりましたが、ここまで。
その後午後10時15分に出てきた4月鉱工業生産が0.0%予想に対し-0.6%と低く、設備稼働率も予想79.1%に対し78.6%と低調。これでドル売りとなった面と米株価が大幅安に、更に米長期債が大きく買われ(利回り低下)10年債は2.472%まで低下したことでドル売りとなりました。
101.55で一旦は止まるも101.70まで戻せないことで、更に売りが入り101.31まで下落。
ただし101.20の強いサポートまでは届かずに101.60まで反発。もう一回売りこんでも101.42レベルで止まってしまい101.59でNYは引けています。

一方強い米経済指標でドル買いとなったユーロドルは1.3650を割り込み安値1.3648まで下落しましたが、その後の弱い鉱工業生産、設備稼働率でドル売り、米株・米長期債の動きからもドル売りとなったことで、溜まっていたユーロのショートカバーに発展。戻り上値を止めていた1.3680を越してストップを誘発。1.3690-95で止まらず1.3700でストップ、1.3720-23でもストップが出て高値1.3732まで跳ね上がって完全に「行って来い」でお釣りまで来てしまいました・・・。
その後下がっても1.3702レベルと1.3700が割れず引けは1.3710でした。

午後3時の139.86高値から高値圏の揉み合いを経て139.80から午後4時に下がり始めたユーロ円はユーロドルの下落に先導されて最初は139.52まで下がったあと、ドル円の上昇に煽られて139.80まで戻しましたが、ここからはユーロ円の大口の売りが入ったようで139.11まで急落。戻り139.42で止まって139.11-37で激しい揉み合いの後午後11時に139.00を割り込み安値138.98までタッチ。その後はユーロドルのショートカバーで先に139.37まで上げた後、139.03レベルまでドル円の下落で下げるなど激しい揉み合いとなりました。午前1時を過ぎ相場も落ち着き139.08-28レベルで次第に小動きとなって139.28で引けました。

米株式の大幅下落、米債券利回り低下など、ドル円に対してマイナス要因が多く、日経平均株価が14000円を割り込むようなら更にドル売りとなって101.20サポートをトライする動きが出てくる可能性が高いと判断します。昨日のNYで101.55の後の戻りが101.70に届かなかった事、更に101.31の後の戻りも101.60で止められた事から昨日の東京安値101.66や101.80は既に売りが並んでいる感じが強く戻り売りで攻めるインターバンクが多いでしょうが、101.30-20はショートを持っていたら利食い千人力で買い戻すイメージ。割れたら割れたで、考えればいいと思います。
101.65-80で売り先行のイメージです。本日もよろしくお願いいたします。

ドル円・ユーロドル・クロス円は、全て売りから

<ドル円 売り>
ドル円は101.690、101.800で売りから。ストップは102.050に置きながら、101.350、101.250で買い戻しをかける回転をイメージします。101.20割れではストップが出てくる可能性があるので、101.20が割れてもすぐ買い下がることは避ける。
レンジ 101.200(101.300)–(101.700)101.950 
作成時 101.594-598 9:46AM

<ユーロドル 売り>
ユーロドルは1.37250、1.37400で売りから。ストップは1.37550に置きながら、1.36650、1.36500で買い戻しをかけるような回転をイメージしています。
レンジ 1.36500(1.36650)–(1.37250)1.37450 
作成時 1.37127-134 9:52AM

<ユーロ円 売り>
ユーロ円は139.580、139.680で売りから。ストップを140.050に置きながら、139.100以下、138.900ゾーンでしっかりと利食いする回転をイメージ。
レンジ 138.900(139.100)–(139.600)139.800 
作成時 139.321-330 9:57AM

<ポンド 売り>
ポンド円は170.850、170.950で売りから。ストップは171.100に置きながら、170.300、170.200で利食いするような売り先行のオペレーションをイメージしました。
レンジ 170.200(170.300)–(170.850)171.000 
作成時 170.515-529 10:15AM

対ドルは1.68150、1.68250で売りから。ストップを1.68470に置きながら、1.67450、1.67300で利食い買い戻しする回転をイメージしました。
レンジ 1.67300(1.67450)–(1.68150)1.38300
作成時 1.67869-882 10:01AM

<豪ドル 売り>
豪ドル円は95.300、95.450で売りから。ストップは95.580で置きながら、94.600、94.500で利食い買い戻しするような回転をイメージします。
レンジ 94.500(94.600)–(95.300)95.450 
作成時 95.014-026 10:29AM

対ドルは0.93700、0.93800で売りから参入する方針。ストップは0.94100に置きながら、0.93100、0.92850で買い戻しを図る回転をイメージしました。
レンジ 0.92850、0.93100–(0.93700)0.93900 
作成時 0.93485-498 10:03AM

<ニュージードル 売り>
ニュージー円は88.080、88.190で売りから。88.380でストップを置きながら、87.550、87.450で買い戻しをかけるような回転を考えています。
レンジ 87.450(87.550)–(88.100)88.250 
作成時 87.831-848 10:34AM

対ドルは0.86720、0.86850出売りから。ストップは0.87050に置きながら、0.86100、0.86000で買い戻しを図るような回転をイメージします。
レンジ 0.86000(0.86100)–(0.86750)0.86950 
作成時 0.86369-387 10:04AM

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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役