本日から日銀金融政策決定会合_2014/01/21

FXマーケット情報|記載日:2014/01/21

昨日は米国が休日ということもあり、動意に欠ける1日となりました。

ドル円は104円を挟んだ攻防を続けた後、現在ジリジリと値を上げ、昨日の戻り高値である104.25近辺(赤点線)を上抜け、先週末に揉みあった104.20-50ゾーン(黄色線)へとへ突入しています。レジスタンスとなっている104.50をしっかりと上抜けると上昇圧力が強まり再度105円(緑線)へのトライという動きになると考えられます。

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ユーロドルは先週末に日足チャートで昨年7月から続くトレンドラインを割り込みましたが、昨日は先週末の戻り高値である1.354近辺(白点線)を上抜け、反発となりました。
しかし、上値も重い状況は続きそれまでサポートであった1.358(青線)に到達することなく失速しています。過去にレジスタンスとなった1.354がサポートとなる可能性もありますが、このラインを割り込むと下落スピードが加速し再度1.35を割り込みに行く可能性が高まると考えられます。

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先週末に強い小売で頑張り過ぎた英ポンドはこじんまりとした動きとなっています。指標後の高値1.646(緑線)とその後の押し目である1.64(1.64)の間での推移が続いています。経済指標後の短期的なポジションが蓄積されている可能性があり、どちらかに抜けてくるまでは動きが読みづらい推移となることが予想されます。
また、明日に英雇用統計BOE議事録が控えていることも不気味です。

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下落基調が強まっていた豪ドルは昨日反発となりましたが依然として上値の重さは残り、直近のレジスタンスである0.883近辺(緑線)を上回ることができずに推移しています。再度、直近の安値である0.875近辺を割り込むと下落スピードが加速すると考えられます。

また、明日に第4四半期の消費者物価指数の発表が予定されていることから結果次第で大きく動く可能性があるため注意が必要です。

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【本日の注目材料】
本日から明日にかけて日銀の金融政策決定会合が予定されています。明日結果は発表となりますが、今回の会合では金融政策の変更の可能性は低いと予想され、市場の注目は展望レポートの中間評価において成長率、物価の見通しに変更があるかどうかに集まっています。

もし、これらが上方修正となりますと消費税増税前後で行われると市場が期待している追加緩和の規模が小さいのではないか?追加緩和自体行われるのか?という不安につながり円の買戻しが進む可能性があります。

欧州時間はドイツのZEW景況指数、要人発言の機会が数件あるのみ、米国時間は経済指標の発表はなしとなり、昨日同様材料が薄い状況となります。

【本日の予定】
17:40 ホールデンBOE金融安定化担当執行役員講演
18:00 ノボトニー・オーストリー中銀総裁会見
19:00 独1月ZEW景況指数
19:00 ユーロ圏1月ZEW景況指数
20:00 英1月CBI製造業受注指数
22:30 加11月卸売売上高
22:30 加11月製造業出荷
23:00 レディング欧州副委員長講演
23:00 レーン欧州副委員長講演
23:15 バローゾ欧州委員長講演

【CFTCの通貨先物ポジション状況】
このデータは米国の米商品先物取引委員会(CFTC)が発表している投機筋通貨先物取引のポジションの状況となります。

【円】
投機筋の先週火曜日時点での円の通貨先物のポジション状況は円売りのポジションが引き続き減少となりました。しかし、依然として円売りに大きく傾いている状況が続いています。

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【ユーロ】
ユーロではわずかながらユーロ買いのポジションが優勢になっていましたが、先週はさらに減少し、ほぼフラットな状況となり、売りに傾いてもおかしくないところまで減少しています。

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ポンド
英ポンドでも買いポジションが優勢でしたが、少し減少していますが週末の小売売上の結果を受けてポンド買いが進んだことから、現時点ではポンド買いのポジションが多少増加していると予想されます。

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【豪ドル】
売りポジションに傾いていた豪ドルのポジションは若干売りポジションが減少となりました。しかし、これも週末にかけて豪ドル売りが進行したことから、再度売りポジションが減少している可能性が高いと考えられます。

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OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト