予想・見通し

鋼鉄の101.30円!!

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/05/16

<今夜の注目経済指標>

21時30分発表
「米・住宅着工件数」注目度★★★★
前回:94.6万件 予想:98.0万件 前回10分間の変動幅 -6pips 
  個人投資家の予想は
   76%が買い(円安)
   24%が売り(円高)という結果になっています。

「米・建設許可件数」注目度★★★★
前回:99.0万件 予想:101.0万件 前回10分間の変動幅 -6pips 
 
 22時55分
「米・ミシガン大学消費者信頼感指数(速報値)」注目度★★★★
前回:82.6 予想:84.5 前回10分間の変動幅 +4pips 

[DMMFX_CB]

コナン・ドラム

最近、アメリカの株価が上昇していないにもかかわらず、米国10年債金利が上昇しないことから「コナンドラム」という言葉が出てきています。
これはベン・バーナンキ議長の前のFRB議長であるグリーンスパン氏が発した言葉です。
10回に渡りFF金利を上げたにもかかわらず、長期金利が上昇しない(債券に人気があり、買う人が多い)ことから、理解できないマーケットとして「Connundrum」=「謎」と評しました。
ちなみに、この発言を行った後同氏へ「Connundrum」というラベルを張ったワインが大量に届けられたそうです。

さて、上の話のように今まさにそういった現象が起きています。
米国は金融引き締め方向にあり、株価は史上最高値を更新。
にもかかわらず、世界で一番安全とされている米国10年債が買われ金利は低下しているという状況です。
ウクライナ情勢が長引く中、短期的な材料としては3月で終了したかに見えていますが、世界的な資金の流れが大きく変わってしまっているのでしょうか。

昨日は利回りが急落し、その際に株価とドルも急落0.05%の下落を引き起こし、ドル円も一時ショートカバーと経済指標の結果を好感し102円に乗せていたにもかかわらず、一気に5月安値へ叩き落されました。
しかしながら、やはり101.30円は鉄板でした。
もはや鋼鉄というべきでしょうか。どうやってもこの壁を割れずに跳ね返されています。一旦102円へ上昇した後の下落ですので、「次はない」としてにわかロングを潰しにかかる売り圧力が勝つことが多いのですが、この底堅さは稀にしかみれません。
昨晩、今朝の寄り付き、東京市場のザラバ、そして欧州昼休みと攻め続けていますが全く割り込みません。
日経平均とドル円を同時に売り込んでいたであろう投資家が、東京株式市場の引け際に買い戻すという動きがありました。
恐らく日本当局者からの発言も警戒した投資家もいるのではないでしょうか。
そういった意味でも、4月の「なにがなんでも14,000円は死守する」というご当局がみせた姿勢は、海外からの警戒感を出すには十分に思えます。

みんなの外為高機能チャート:ドル円5分足チャート
画像1

だいたいこういったことを書くと、その日に割れるというのが常ではありますが、今回はドル円の堅さが本物であり、鉄板ではなくもはや鋼鉄と化しているとの期待を込めて書いてみました。
欧州株価は-0.5%ほど下げており、ユーロドルの下落が為替相場を主導し、昼休みにもかかわらず下げるという統計上戻りが鈍い展開になりやすい嫌な雰囲気ですが、日経平均はそれほど下げておりません。
週末を控え、上記の警戒感からドル円、日経平均は売り込みづらく、好調な米国企業決算を背景にNYダウはリバウンドするとみて、明るい週末としたいですね。

(PR)-----------------------------------------------------------------------

GMOクリック証券
GMOクリック証券「口コミ」
(20代 女性のクチコミ)
-会社員ですのでスマホでの取引が主流なのですが、
 GMOクリック証券スマホツールも使いやすくて
 重宝しています。
 レートやチャートの基本機能はもちろん
 経済カレンダーやニュースなどひと通り揃っていますよ
 
 «GMOクリック証券口座開設はこちら»
-----------------------------------------------------------------------(PR)

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」