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ハロウィンの季節にやって来る【黄金の180日ルール】について

【著者】

米中首脳会談は「歴史的大失敗」?

いよいよ10月がスタート。
本日は米国では新会計年度、中国では国慶節(~7日)の大型連休に入る初日。この両国といえば、先週米中首脳会談がホワイトハウスで行われ、習近平国家主席が初の国賓としての訪米ということで内外の注目を集めていたものの、その“温度差”の違いが浮き彫りになる異例の会談に。

水面下では訪米前から一悶着あった模様で、ちょうど習近平国家主席の米国初訪問とフランシスコ・ローマ法王の訪米タイミングが重なり、中国側は法王の訪米をずらすよう再三米国側に要請していたとのこと。その中国側の懸念が見事に的中する形で、米国では独フォルクス・ワーゲン(VW)問題とローマ法王の話題で持ち切りとなり、「歴史的訪問」と意気込んでいた中国はまさに“肩すかし”を食らった形。ホワイトハウスを公式訪問する前に西海岸で旅客機300機を「爆買い」した習主席ですが、結局サイバー攻撃の証拠を突きつけられ、当初目的であった『新型大国関係』を築くこともなく、訪米自体が「歴史的大失敗」との一部酷評も。

依然不透明感が消えない中国経済ですが、この“訪米ショック”が連休明けとなる来週8日にどのような形で上海市場に反映するのでしょうか?

いよいよこの季節がやって来た!

依然世界経済を取り巻く環境が不透明感を増す中、【10月】といえばまさにこの季節がやって来た!という感じがしてなりません。10月末からの“黄金の半年投資”を示す、“キング・オブ・アノマリー※”【黄金の180日ルール】。(※アノマリー:明確な理論や理由があるわけではないものの、相場においてよく当たっている経験則・事象のこと。)

ちょうどハロウィンの季節ということもあり、“ハロウィン効果”(Halloween effect)とも呼ばれ、要は『10月末に買って、翌年4月末に売る』という極めてシンプルな投資ルールのこと。
“ルール”と言えどもこれはあくまで「アノマリー」であって、“必ず当たる投資法則”ではなく、「相場は確率の高い方に乗るゲームである」という前提に従った確率論と言えます。

過去の実績を見てみると、それぞれの銘柄(株式・通貨)を『10月末買い、翌年4月末売り』をした際の2000年以降15年間の勝敗は・・・、日経225:11勝4敗(.733)、NYダウ平均:12勝3敗(.800)、ドル/円:11勝4敗(.733)、豪ドル/円・NZドル/円:12勝3敗(.800)・・・との好結果に。

今月は27・28日にFOMC、そして30日(前半は6・7日)に日銀会合を控え、いやが上にも10月末に注目が集まる中、値段(=レート)という「縦軸」よりは時間・日柄といった「横軸」に焦点を絞った作戦を立ててみるのも面白いかも知れません。
180日ルール
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マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント|比嘉 洋様 ご寄稿記事
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津田 隆光|マネースクウェア・ジャパン

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」では隔週金曜日にコメンテーターを務める。