“黄金の180日ルール”の季節到来!!

ドル/円相場に必要な“ヨコの調整”

先週にかけてやや大きな下押しをしたドル/円相場ですが、日足・ボリンジャーバンド(MA:21)・-2σラインを意識しつつやや反発、また日足・一目均衡表の先行1スパンで概ねサポートされるようなチャート形状に。
また、トレンド系指標の代表的存在であるパラボリックにおいても、相場のトレンド転換を示すSAR(Stop And Reverse)が10月22日にローソク足の下方に点灯、つまり買いシグナルへの転換が確認できています。
ただし、これらシグナルのみを以てして即座に買い転換」と捉えるには時期尚早。
以前も当レポートでお伝えした通り、相場の調整にはタテの調整”ヨコの調整”の2種類が存在し、前者はレート調整”のことを示し、後者は時間の経過”、いわゆる「日柄」を示します。
当面は後者の日柄に重点を置きつつ、U字型の「鍋底」を形成する時間帯と捉えてよさそうです。
特に来週は、世界中の耳目が集まっていると言っても過言ではない米FOMCの開催が予定されており、29日には2012年9月から2年以上実施された量的金融緩和第3弾、いわゆるQE3が終了する予定。そういった意味でもいつも以上に「日柄」を意識した相場展開となりそうですね。

ロシアの動向にはやや注意が必要?

タテの調整”でやや気になるところが、最近のロシアの動向。
ウクライナ問題からやや硝煙の匂いが遠ざかっている印象もありますが、ここへ来てロシアはスウェーデンやバルト三国への挑発レベルを上げています。その背景には、昨今の原油価格の下落があるとも言われていますが、このバルト海での動きは新たな地政学的リスクになる可能性も。
ただし、マーケットにおける地政学的リスクの変動要因はあくまで一部に過ぎないため、あまり神経質になる必要はないものの、十分材料にはなり得るという側面だけは認識しておきたいものです。
そんな中、マーケットにおけるこの時期の注目は、やはり「10月末買い、翌年4月末売り」という黄金の180日ルールと呼ばれるアノマリー
元々は株式市場で確認されるアノマリーですが、為替市場においても2000年以降14年間での「10月末買い、翌年4月末売り」の成績は、

    ドル/円・ポンド/円で10勝4敗(勝率.714)、NZドル/円で11勝3敗(同.785)、豪ドル/円に至っては12勝2敗(同.857)という実績

が。
この法則・ルールが絶対当たるという保証はありませんが、「相場は確率に賭けるゲームである」との言葉を借りればその根拠は十分にあると考えてよさそうです。

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マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント|比嘉 洋様 ご寄稿記事

津田 隆光|マネースクエア 市場調査部 チーフアナリスト

津田 隆光

NTAA認定テクニカルアナリスト(CMTA)。 テクニカル分析をベースとしたレポートを執筆する他、ラジオNIKKEI「ザ・マネー ~西山孝四郎のFXマーケットスクウェア」ではコメンテーターを務める。