どうなる2014年為替相場 注目イベント・通貨は?

どうなる!?今年の為替相場

慌ただしい年明けも忙しさもようやく落ち着いてきました。

年初から金融市場は大荒れで、先行きの読みづらい展開となっています。

一昨年、去年と株高・円安になっているけど、今年はどうなるの?

消費税増税もあるし、そろそろ終わりなんじゃないの、と感じている方もいると思います。

2014年がどんな年になるのか、気になるところですよね。

では、ここで金融機関やプロの投資家の方の2014年の為替予想(ドル円)を見てみましょう。

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テレビにも頻繁に出演されているJPモルガンの佐々木氏を除き、どこも円安方向を予想しています。

理由は日本銀行による金融緩和の継続による円売りと、米国のテーパリング開始と好調な米国の景気によるドル買いが主のようですね。

高値予想が110円から115円までということなので、この値段を調べてみました。

そうすると、安倍首相のブレーンである浜田宏一名誉教授のコメントと一致しました。

以下、浜田氏のコメントのまとめです。

「 円相場が1ドル100円前後の円安になるまで、金融緩和を続けるべき。」

「110円かそれ以上の円安は問題かもしれないが、95円、100円くらいなら心配いらない」

浜田氏のコメント引用元:bloomberg
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MGT3W96TTDSL01.html


たしかに原油価格が90ドル以上と高止まりしており、原発が止まっている今、発電のための輸入コストは年間約2兆円といわれています。

これは、消費税増税で得られる税金より少し少ない金額です。

製造コストが上がるため、輸入品をはじめとする多くの商品の価格を上げざる得ないことから、年初に経済界のトップの方々が円安にたいして懸念する意見が聞かれました。

なるほど。

となれば、最近は聞かれなくなった日本の要人発言で相場展開が変わる時が近々やってくるかもしれませんね。

ちなみに、上記の10社以外にトータル30名近くのドル円予想を見ましたが、115円以上を予想している人は一人もいませんでした。

そうなると、今のところドル円はあと10円程度の上昇となるのでしょうか。

2014年の注目イベントは

では、次に2014年の主な経済イベントを各地域ごとにみていきましょう。

【アメリカ】
当然のごとく注目されるものは年に8回のFOMCですが、12月の失業率が「6.7%」となったことを受けて、資産買い入れ額の縮小ペースが速まり、6月にもテーパリングが開始となるのではという見方が出てきています。

そして、11月4日にある「中間選挙」

今のところ、米国債務上限問題で政府機関に閉鎖となる原因をつくった共和党(野党)の勝ち目はかなり低そうです。

【日本】
4月1日からついに日本の「消費税率の引き上げ」が開始されます。

過去の消費税増税における景気の失速から、この時期に日銀の金融緩和が行われるのではないかと以前から期待されています。

この時期の「日銀金融政策決定会合」は、3/11(火)と4/8(火)です。

【欧州】
いまだ金融危機の火種がくすぶり続け、失業率が高止まりしている欧州。

やはり注目は毎月のECBですが、フランスのオランド大統領の支持率が過去最低の26%となっていることや、銀行規制改革が進んでいることから、新たな問題が起こりかねない状況です。

11月には市場予想を裏切り、政策金利を0.5%から0.25%へと利下げし、またもや「ドラギマジック」発動となりました。

今年もドラギ総裁の発言には要注意しておかねばなりませんね。

直近の欧州政策金利発表(ECB)の日は2月6日(木)です!

【イギリス】
イギリスは昨年夏ごろから景気回復が顕著になり、ポンド円は昨年もっとも買われた通貨になりました。

ポンドドルは年初から400ポイントほどの上昇に留まっていますが、安値は1.48ですから、ここからは1800ポイントの上昇。(18円分!)

ポンド円は138円から174円までなんと36円も上昇し、年初安、年末高状態。

失業率が順調に低下しているために、米国や日本同様行っている金融緩和を緩めるのではないかと噂されています。

賭け事の好きな英国では、「英国の次の利上げ時期」に関する掛けもおこなわれています。

- 英国の利上げに関する掛け率 -
・2014年上半期の可能性  11.1%
・2014年下半期の可能性  15.4%
・2015年上半期の可能性  26.7%
・2015年下半期の可能性  28.6%
・それ以降 36.4%

もしかしたら、年末ごろサプライズがあるかもしれませんね!

直近の英国政策金利発表日は、2月6(木)です。
利上げ時期に関する掛け率引用元:ロンドンFX
http://londonfx.blog102.fc2.com/blog-entry-3575.html

【オセアニア】
・ニュージーランド
なんといっても今年ニュージーランド中銀は、昨年から利上げを行うと公言しています。
利上げの織り込み度はほぼ100%のようですが、1月に利下げが行われないと瞬間大きく下げるかもしれません。
下げ止まったところは良い買い場ではないでしょうか。

NZ中央銀行政策金利発表日(直近2回のみ)
1月30日(木)
3月13日(木)

オーストラリア
反対にオーストラリアはまだ利上げの可能性が残っています。
1月17日現在、16日の雇用統計が大幅悪化したことで、利下げの思惑が一気に増加。
豪州のウエストパック銀行は、まだ2度の利下げの可能性を示唆しています。

また、昨年11月にIMFが「豪ドルは10%高い。」とコメントしたことから、再度売られています。
当時0.95付近だったため、ターゲットの0.85目指して多くの機関投資家が売っているようです。

注目イベントは、政策金利発表もそうですがスティーブンス中央銀行総裁の発言には要注意ですね。
この方ほど口先介入を行う要人は他に存在しないでしょう。

オーストラリア政策金利発表日(直近2回のみ)
2月4日(火)
3月4日(火)

2014年の注目通貨ペアはこれだ!

では、ここで2014年注目されている通貨ペアを紹介します。

昨年はもちろんドル円でしたよね。

数年ぶりに上昇トレンドに戻り、20円もの上昇。

4月以降は豪ドル/米ドルの売りに変わり、1600ポイントもの下落。

夏にはイギリスの景気回復と共にポンドが注目されました。

では、今年注目されている通貨ペアは何でしょうか。

ドル円はもちろんそうですが、みんなの外為ではちょっとマニアックなところを探してみました。

ヘッジファンドの噂やグローバルインフォなどの情報を見ていった結果、
出てきた通貨ペアが2つありました。

それは、
「豪ドル売りNZドル買い」
カナダドル売り米ドル買い」のようです。

【豪ドルNZドルの売り】

なぜこの戦略が良いのかというと、理由は簡単でニュージーランドは利上げをするけれども、豪ドルはまだ利下げの可能性があるということです。

ターゲットは今のところパリティ(1.0000)のようです。

ロイターやブルームバーグ、FX会社のセミナーなどで度々話題になっているので、既に多くの人が売っているようですね。

11月から下落を始め、すでに1000ポイント(=10円)も下落していますが、現在1.06近辺ですから、パリティまで落ちると考えるとまだ500ポイントほど取れることになります。

AUDNZDチャート
                 LIONFX AUD/NZD日足チャート
【米ドルカナダドルの買い】

この理由は、カナダの経済が弱く、ポロズ総裁もインフレ低下への懸念を示すなど、実体経済の不安から金融緩和を引き続き継続する方針でカナダドルは弱く売られやすい。

対して米ドルはテーパリングが開始され、金融引き締め方向のため買われやすいということのようです。

これには、大手米銀のゴールドマン・サックスはカナダドルの下落を予想し、その後にはオランダの金融大手であるINGグループもこの取引を推奨しているようです。

ゴールドマン・サックスによると、米ドルカナダドルは
今後2か月で1.07カナダドル、(1月7日明確に突破)
5か月で1.10カナダドル、
年末には1.14カナダドルまで上昇すると予想しています。

カナダドル売り引用元:グローバルインフォ
http://gi24blog.com/tag/%E3%82%AB%E3%83%8A%E3%83%80%E3%83%89%E3%83%AB

USDCADチャート
                   LIONFX USD/CAD日足チャート
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*投資における最終判断はご自身でお願いいたします。
上記のデータはみんかぶの調査によるもので、売買推奨を目的としたものではございません。
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オージーキウイ(AUD/NZD)なんてかなりマイナーな通貨ペアなので、扱っているFX会社も少ないので、以下の表にまとめてみました!

オススメはダントツでLIONFXですね!

オージーカナダ表

今年もアベノミクスは好調!?

今年の予想を語っている識者の意見を見てみると、
今年前半のテーマは「株高・円安・(豪ドル安)」のようです。

好調な米国経済が世界経済をけん引し、投資資金はさらに米国に集中。

これはドル買い要因ですから、当然ドル円は上昇します。

消費増税の行われる日本は引き続き金融緩和が行われ、ドル円は上昇し、日本株も上昇するということが、数多くのヘッジファンドの見方でもあるようです。

こういった情報は、頻繁にセミナーを行っているサイバーエージェントFXで視聴することができますから、是非ぜひチェックしてみて下さいね!

セミナー画像

個人的には、グローバルインフォ代表 和田さんの雇用統計前のセミナーと
元シティバンクのチーフディーラー西原さんのセミナーがオススメです!

2013年はドル円が100円を突破した矢先に5.23ショックがあり、一時は「アベノミクス失敗!?」なんて意見もありました。

しかしながら、終わってみれば株価は上昇し、日本の景気も回復軌道に乗り、とても良い年になったのではないでしょうか。

2014年は消費増税があり、ますますアベノミクスの真価が問われる年となりそうです。

みんなの外為は、2014年も個人投資家に有益な情報をどんどん提供していきます!

「マーケット情報」は執筆者も増え、日々の取引に役立つ情報を毎日5~10本ほど提供しています。

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[hirose01]

ドル円2014年見通し引用元
http://fxkichigai.blog.fc2.com/blog-entry-72.html
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2013/news1312_47.htm
http://www.bk.mufg.jp/report/ecorevi2013/review_0120131227.pdf
http://www.citibank.co.jp/rates_reports/pdf/fx_research_monthly.pdf
http://jp.rEUters.com/article/jp_forum/idJPTYE9BN00W20131224
http://gi24blog.com/archives/35570366.html

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