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sarah&ひろぴーに聞く2016年の為替相場!

【著者】

2015年はスイスショック、ギリシャショック、チャイナショック、フォルクスワーゲンショックと、度々ショック安が頻繁に発生する激動の年となりました。

そして、2015年12月にはついに米国の利上げが行われ、7年ぶりの金利正常化へと動き始めました。2015年は世界の資金の流れが大きく変わっていく節目の年となったのかもしれませんね。

さて、そんな2015年を終え、いよいよ大統領選挙のある2016年を迎えることとなります。そこで、みんなの外為では有名個人投資家さんに取材を行い、2016年の相場をどう乗り切っていけば良いかアドバイスをいただきました。

その個人投資家とは、みんなの外為でもお馴染みのひろぴーさんと、WSJをはじめ数多くのメディアでも活躍中のベテラントレーダーsarahさんのおふたりです。

しましまひろぴー_Rひろぴーさん
一般サラリーマンとして働く傍ら、ライフスタイルに合わせた必要最小限の時間で資産を増やすことについて日夜研究考察を進める。
その結果トレーダーとして開花し、トレード大会で優勝したり、メディア出演依頼が急増。 有名トレーダーの手法を取り入れ、自己流にアレンジするハイブリッド手法を得意とする。

sarahさんsarahさん
2005年アパレル貿易会社退社。人生を模索中にFXに出会う。以来、FXトレーダーとして、米紙ウォールストリートジャーナルや、テレビ東京『ガイアの夜明け』等メディアからの取材を数多く受ける。トレードをする傍ら、FXや暗号通貨(リップル)、九星気学のセミナー講師、コラムニストとしても活動中。

(以下、敬称略)

2015年の相場のふりかえり

児山:今年一年を振り返ってどのような年でしたか?

ひろぴーさん(以下、ひろぴー):一言でいうと良い年でした。為替・株・商品とどれも利益をあげることができました。

Sarahさん(以下、sarah):年初は非常に調子が良くてかなりの値幅を取ることができました。でも、11月は少しやられましたね。相場全体でいうと、今年は本当に動かなかった。○○ショックのような瞬間風速的に大きく動くときはあったけど、総じて値動きが小さかったですね。ドル円でいうと年平均で15円くらいは動くけど、今年は10円程度。
大統領選の前の年は動かないといいますが、その通りでしたね。

児山:今年一年を一言で表すとなにかありますか?

Sarah:『雷』ですね!動く時が少なかったけど、瞬間的に大きく動きました。

ひろぴー:僕は『脱』ですね。サラリーマンから専業トレーダーになって、自分の置かれている環境も大きく異なってきました。そういえば、僕がFXを始めた時に雑誌を開けた時にsarahさんがいました。このお姉さんすげぇ~って思いましたね。

Sarah:2010年くらいからFXを始めた人は、大やられすることなく生き残っていますよね。2011年には日銀の介入が3回もありましたから、大底で買っていれば値幅を取れた美味しいパターンでしょうか。
そのあたりの相場で始めた人は、初心者の時から一資産を築いた人がけっこう多くてうらやましいですね。FXは始めるタイミングでFXのブームがあるのだと思います。

私が始めた時は、2005年くらいの第一世代で、ひろぴーさんたちはリーマンショック後の2009年以降の第2世代。そして、アベノミクス相場で始めた2013年以降の第三世代。

特に2011年以降に始めた人たちは一番美味しい思いをしていて、たぶんこのまま大損せずに済むのでしょうね。なぜなら、それまでの相場で身銭を切った人たちが情報提供をしてくれているので、相場が怖いことを教えてくれている。それを肥やしにして次の世代の人たちが生きているので、大損する人も以前より少なくなるのではないでしょうか。

児山:sarahさんは五十日トレードをずっとやられていて、今年も非常に良い成績でしたよね。勝率も非常に良いみたいですし。

Sarah:勝率は8割以上ありますね。11時を目途に逆張りを行うことを基本としているのですが、安定して取れています。でもトレードしない日もかなり多くて、忍耐のトレードですね。

sarahさんおふたりとも昔からの知り合いということもあり、終始和やかに取材させていただきました。

トレーダーに衝撃を与えたスイスショック

児山:今年一番印象に残ったイベントはなんですか?

ひろぴー:やはりスイスショックですよね。あの影響で、使っていたFX会社のひとつであるアルパリが倒産したのはショックでした。たまたま出金していたので僅かしか残高がなかったのですが、ちゃんと会社からお金は戻ってきましたよ。

Sarah:私もスイスショックだと思います。業者さんへの影響がものすごいものがありましたし、ロスカット入れてないと本当に大変なことになるんだなとつくづく感じました。

ひろぴー:あのユーロスイスの値動きを見て、複利と単利を上手に組み合わせて運用しないといけないと感じました。
例えば100万円で運用を初めたとすると、150万円まで増えたらまずは50万を出金。そして、また100万円から運用を開始して次に150万円まで増えたら、運用資金を150万円でスタートするようにする。そうすると、50万円損しても実際の損は無いですよね。
資金管理の方法を考える良い機会になりましたね。

児山:おふたりとも、スイスショックが起きた1月15日以降にスイス絡みの取引はされましたか?

Sarah:基本的にドル円・ユーロドル・ユーロ円しか取引しないのですが、あの時はスイス円だったかな?ショックの日の翌日に、ちょっとだけ頂きました。

ひろぴー:僕も少額ですが米ドルスイスなどで取引しまして、短時間でサクッと取りました。その当時はまだ英国に利上げの思惑があったので、ポンドスイスはずっと保有して窓埋めまで2000ポイントほど取ることができました。

児山:スイスショックといえば、2011年にも無制限介入を行いユーロスイスが爆騰するという事件がありました。その際はどうでしたか?

ひろぴー:あの時期ちょうどユーロスイスの取引をしていたので、レートもよく見ていました。その日の夕方、会議が終わって席に戻るとものすごい勢いで上昇していたんです。
『これは何か出た』と思いすぐさま1.12くらいで買いました。すると、あっという間に1.18まで上昇して500ポイント以上取ることができましたね。その後ニュースを見ると、無制限介入の発言があったことが分かりましたね。

2016年もチャイナショック!?水星の逆行に要注意!

児山:夏以降、相場をにぎわせたチャイナショックはどうでしたか?

Sarah:今年はショック相場の時に見ていなくて、周りの人から教えてもらってから入ったので、底打ち後に上昇を取ることができました。

ひろぴー:8月24日の大暴落の時は、以前から為替・CFD・商品などあらゆるものを売っていて、大底でひっくり返すことができました。

児山:流石ですね!大波乱の2015年でしたが、おふたりが一番大きくとれた相場はいつでしたか?

Sarah:12月のECBでのユーロ買いですね。参考にならないかもしれないのですが、守護霊が見えるお姉さんに『もうすぐボーナスが出るみたい。』と言われて、その後にECBがあってしっかりと取ることができました。

一同:おおー、そんなことあるんですね!!

ひろぴー:自分は1月のユーロ円の売りですね。2014年からのポジションになるのですが、141円から132円までのショートで8円ほど取ることができました。これは、Yahoo!ファイナンスのFXバトルでも書いていましたね。

Sarah:今年は※水星の逆行が3回あり3回とも取れました。なので、来年も水星の逆行はタイミングは相場が荒れる時として意識していこうと思います。

ひろぴー:水星の逆行の時は、大荒れになるか、ヒゲをつけるような反転になるんですよね。

Sarah:ちなみに、来年は1月5日から1月25日までです。

ひろぴー:年明け早々リスクオフになりそうな雰囲気ですね。ゴールドマンサックスがユーロドルの売りで捕まっているみたいですし、モルガンスタンレーはユーロドルの下値余地がないというレポートを出してきているので、ひと相場ありそうですね。

※占星術の1つ。水星と地球の位置関係によって地球からは水星が逆行しているように見える期間。水星逆行中には相場が不安定になるといわれており、特に開始時期と終わりの時期に大きく動きやすいというのが定説。
他にも、満月・新月の時に相場が転換し易いことが有名。

ギリシャショックについて

児山:ギリシャ選挙の暴落時はどうでしたか?

ひろぴー:ギリシャショックは2週間で2回ありましたが、2回目は市場も意識しなくなっていましたね。一度目はやられたのですが、2回目はユーロドルなどでそこそこ取ることができました。ギリシャよりも中国が下げ始めてきたので、上海のCFDを回転売買しながら、豪ドル円を売っていました。

新興国通貨について

児山:新興国通貨はどうですか?トルコリラは底打ち上昇っぽい雰囲気になってきていますが、南アフリカランドはまだまだ不透明のようですが。

ひろぴー:トルコリラ円は南アフリカランドでヘッジしながらの買いでしょうか。来年の後半あたりから少しづつ金を買おうと思っていますので、南アフリカランドを買えるようになるのはその時期でしょうか。

今まではブログでも散々売りだといってきたのですが、サイクル的にそろそろ考えを改めようかなと。サイクルでみると、米ドルやNYダウや日経平均のサイクルも2017年でトップをつけるように思えます。これは著名なアナリストの方も話していました。でも、南アフリカランドは何ともいえないですね。

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第2部に続く。。

児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!