ドル円の調整は終了か

再び年金の買いも散見

エボラ出血熱の報道を受けて、NYダウは連日暴落となっております。
ここ3日間で600ドル以上も下落しており、2011年来という稀にみる暴落相場となっております。恐怖指数と呼ばれるVIX指数は、22.5まで上昇しており、アベノミクス始まって以降の高水準まで上昇しています。

VIX 恐怖指数チャート
参考元:http://chartpark.com/vix.html

昨晩のNY後場のドル円の急落は、NYダウの急落に乗じた仕掛け的な売りも混ざっていたのでしょう。NY市場で急落した後は、東京午前で値を戻すというここ何年も続いているセオリー通りの値動きとなりました。

特に、本日の安値である106円台半ばは今回の上昇トレンドの38.2%戻しというテクニカル面と、黒田総裁のWBSでの一貫した円安容認発言で横ばいになりつつあったドル円が底打ちしたファンダメンタルズ面でのポイントでもあることから、年金の買いも再び入ってきていたようです。

fx.minkabu.jp chart

さすがに、110円を見た後の106円台ですから、実需は買いを入れてくることが考えられますので、明日の東京時間午前中は素直に買いから入ってみてはいかがでしょうか。

しかし10月に入り、NY市場特にロンドンフィックス以降に相場が大きく動くことがありますので、寝る前にポジションを取っていると、NY後場といえど大きく動き気の抜けない日々が続いています。

NY市場

特に今は米国市場の決算期ですし、この地合いの悪いマーケットのなか出るニュースは悪いものが続いています。

下落相場の時は、良いニュースは戻り売りに、悪いニュースは更なる安値更新にされるというのが相場です。
ドル円はかなり良いところまで落ちていますが、オーバーシュートも十分考えられますので、ニュースの結果への市場の反応をみながら、市場参加者のセンチメントと相場の底打ちを見定めてみてはどうでしょうか。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」