ファンダメンタルズとは?

更新日:2013/10/25(Fri) 17:19

ファンダメンタルズとは?

ファンダメンタルズとは、一言でいえば「マーケットの土台」です。

例えば、日本の景気であったり、金利であったり、政治的要因など、様々な要因があってマーケットが動いていくのですが、そのマーケットを形作る要因のことを「ファンダメンタルズ」と言います。

2012年11月からドル円が上昇した理由はまさに「ファンダメンタルズ」です。

「アベノミクス」で大胆な金融緩和が行われるという要因が浮上したことから、強烈に円が売られました。

「2020年に日本がオリンピック開催国に決定」したことで、株価が急上昇をしたこともファンダメンタルズ要因です。

つまり、ファンダメンタルズを知らずしてFXをはじめとする投資からは避けて通れないものなのです。

細かな値動きを予想しようとすると、非常に難しく、知識とテクニックが必要になるのですが、大きな流れは「ファンダメンタルズ分析」である程度予想することができるといわれています。

主なファンダメンタルズと関連する「経済指標」

金融政策

有名なものはアメリカの金融政策を決定するFOMCです。

日本の中央銀行に当たる意思決定機関であり、基軸通貨であるドルの金融政策の為世界中から注目を集めることになります。

基本的に、金融緩和・利下げは通貨の供給量が増えるため、通貨の価値が低くなり通貨安となります。

【注目ポイント】・各国中央銀行の金融政策

FOMCで政策変更が示唆され、ドル円は急上昇!

インフレ

物価が上昇するということは、今まで100円で買えたものが120円払わないと買えなくなるということですから、相対的に通貨の価値が低くなるということです。

過度なインフレが続くと、人々は物を買うことができなくなるので、金利を上げて通貨の人気を上げようとします。

そうすると、最終的に通貨は買われることになりますから、インフレ率の上昇→金利上昇→通貨高というイメージで、インフレ傾向にある通貨は買われやすくなります。

【注目ポイント】・物価指数をチェック ★消費者物価(コア)が特に重要!!

経済指標の発表で、為替が大きく動いた例

政治要因

政治要因としてまずあげられるのは、政権交代などで国の政策が大きく転換する局面です。

「国策に逆らうな」という言葉があり、巨大金融機関でも国家相手には戦いを挑まないようです。

2012年は、日本の与党が自民党へ入れ変わり、「通貨安政策」を進めていくという期待から、世界中の金融機関が円売りへはしりました。

また、政治不安が高まると、やはりその国の通貨は売られる傾向が強まります。

政局が混迷すると、経済政策の決定が遅れたり後回しになったりするためです。

具体例としては、ユーロ危機が発生した欧州は、ギリシャでの選挙が行われましたが、
選挙のやり直しという事態が発生したために、ユーロが売られ続けました。

【注目ポイント】・国の政策や政権交代要人発言など

アベノミクスで、ドル円は大きく上昇しました!

地政学的リスク

地政学的リスクとは、テロや有事などのリスクのことをいいます。

アメリカ同時多発テロや、直近ではシリア情勢不安などです。

9.11以降は有事のドル買いから「ドル売り」へと変化しました。

これらが突発的に発生した場合、予期せぬ出来事だったために相場の大きな変動要因となります。

特に大国や原油生産国が近い場合は世界的な株安・通貨安・債券安と大暴落を引き起こし、戦争発生確率が高まることから、原油・金・スイスフランが買われる傾向にあります。

しかしながら、「噂で買って、事実で売る」という言葉があるように、実際に戦争が始まってしまうと、ポジションの巻き返しが起こり、イラク戦争の際には売られた通貨が買い戻されることとなりました。

シリアの情勢不安でドル売りとなった後、ポジションの巻き返しで上昇

他の金融マーケット

世界の投資資金はある程度決まっており、その投資資金が為替市場・株式市場・債券市場・不動産などをめまぐるしく流れ続けています。

その為、全てのマーケットが連動しているといっても過言ではありません。

サブプライムショックは不動産価格の下落から始まりましたが、それが株安につながり、ドル安へと繋がりました。

そのため、為替市場単体で相場が成り立つということはほとんどありません。

よく株式市場と為替市場で、どちらが先に動いたから連動したと議論されますが、それはケースバイケースで実際にはどちらがキッカケになったのか分からない場合もあります。

【注目ポイント】・NYダウ、日本株、ドイツDAX ・米国10年債利回り ・原油価格

日経平均の下落と共に、ドル円も下落しています。

マーケットの流行を見極めよう!

ファンダメンタルズは多岐にわたり、非常に難しいようにみえます。

でも、大事なことはその時々のマーケットの流行(はやり)を知ることが大事です。

サブプライムショックの時は、アメリカの住宅価格。

ユーロ危機の時は、欧州の経済指標。

アベノミクスが始まれば日本の金融政策や日本の株式市場。

今マーケットに参加している人が、何に注目しているのかを知り、その流行に乗ることが相場で勝つためには大切なのです。

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