米FOMC議事録「あと少し」の意味するところは?

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9月利上げの可能性は?

昨日の海外時間には、発表された米住宅着工件数が予想を上回ったことから対ユーロでドル買いが強まりましたが、ドル円(USD/JPY)は小動きに留まりました。

欧州時間序盤、米長期金利がやや低下する中全般的にドル売りが強まって、ドル円は124.10円台まで下落し、ユーロドル(EUR/USD)は1.1090台まで上昇しました。しかし欧州株が軟調な取引となる中米長期金利が反発したことからドルの買戻しが優勢となってドル円は124.30円台まで反発し、ユーロドルは1.1060付近まで下落しました。

NY時間にはいって発表された米・7月住宅着工件数が予想よりも良い結果だったことから米長期金利が上昇しドル買いが強まって、ドル円は124.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.1020台まで下落しました。

NY時間午後にかけては、原油相場が42ドル台後半まで上昇し、資源国通貨が買い戻されましたが、ドル円、ユーロドルともに小動きとなりました。

東京時間にはいってからは日経平均が軟調となっていることからドル売りが強まっています。

今日の海外時間には、ユーロ圏・6月経常収支、米・7月消費者物価指数の発表と、米FOMC議事録の公表が予定されています。

中国人民元の切り下げ問題が一段落し、ギリシャ支援に関しても順調な進展が見られていることから、為替市場の注目は再び米FOMCがいつゼロ金利政策を解除するのか、に戻っています。その意味から今晩発表される米・7月消費者物価指数と公表される米FOMC議事録が注目されます。特に米FOMC議事録では利上げの条件として「労働市場があと少し(some further)改善」とされましたが、その言葉の詳細が分かるのかがポイントです。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト