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4月の雇用統計に期待大!

【著者】

ゴールデンウイークも終了しましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

為替の方はドル円が1円幅ながら乱高下。
ユーロとオセアニア通貨は暴騰後に急落。
ポンドは総選挙を材料に急騰と、慌ただしいマーケット状況となっています。

GW中には、普段はお仕事でリアルトレードをされないかたも、RBAや欧州時間もトレードされたのではないでしょうか。

ファンダメンタルズ分析

さて、こういった乱高下のなか4月の雇用統計が発表されます。

事前予想を見ていきましょう。

雇用統計

■事前予想

項目 前回 予想
非農業部門雇用者数 12.6万人 22.8万人
失業率 5.5% 5.4%
労働参加率 62.80%
平均時給(前月比) 0.30%
平均時給(前年同月比) 1.80%

労働参加率などのデータはまだ出てきておりませんでしたので、夜には追って掲載していきたいと思います。

続いて、ADPなどの先行指標を見ていきましょう。

■先行指標

項目 前回 直近予想 結果
ADP民間雇用者数 18.9万人 20.0万人 16.9万人
ISM非製造業景況指数 56.5 56.2 57.8
ISM製造業景況指数 51.5 52.5 51.5
新規失業保険申請件数 29.0万件 27.9万件 28.75万件
NY連銀製造業景気指数 6.9 7.17 -1.19
シカゴ購買部協会景気指数 46.3 50 52.3

ADPが予想よりも大きく悪化したことで、雇用統計への期待が後退したものの、雇用統計の集計週の新規失業保険申請件数が前回の数値よりも好転しており、少なくとも20万人以上の結果への期待がかかります。

前回は原油安による一斉解雇やストライキもありましたので、その揺り戻しで増加することも考えられ、また改定値がもう少し良い結果となる可能性もあります。

ISMはあべこべの結果となることが多いので、今回は重要視せずにいきます。

NY連銀製造業景気指数は大きく悪化してきているものの、個人的に注目しているシカゴ購買部協会景況指数が前回値より大きく改善されていることから、微力な材料ながら好結果の可能性が高いと思われます。

市場コンセンサスも徐々に予想越えを期待しているのか、16時過ぎには120円をヒット。
5月1日以降、短期的なレジスタンスラインとなっているため、雇用統計前にしっかりと乗せてくれば期待がより大きいと判断できます。

テクニカル分析

テクニカル的なポイントとしては、GW中の高値である120.49円があります。120.50円には大きめのオプションが残っており、これが上値を抑えた格好になっております。
雇用統計での結果が良ければ、4月13日の高値である120.83円は無視され121円を突破しに向かう展開となると考えられます。

そして121円に乗せることができれば、買い遅れ組のドル買いが入ってくることが予想されるので、かなり底堅い展開になりそうです。

508ドル円4時間

一方、下落した場合は昨晩底堅かった119.00円となります。ここを割り込んだとしても、118円台後半には大きめの買いがあるとの噂があり、大幅下落とはなりづらいと考えられます。

4月の雇用統計は買えば勝ち!?

参考程度にしていただきたいのですが、2006年以降の4月の雇用統計の値動きを調べてみたところ、8勝1敗となりました。

平均上昇幅は約70銭。

最終的に行ってこいとなった年もあるものの、総じて上昇する確率が非常に高い月となっています。

>>雇用統計後のドル円の値動き

ただし、土曜日には中国の消費者物価指数の発表があることから、発表後に大きく動いたとしてもある程度ポジションの巻き戻しが考えられますので、ご注意ください。