マーケット

豪ドル円が100円を回復!

【著者】

選挙絡みの報道で荒れるマーケット

本日も、昨日の材料とされた解散報道で動くマーケットとなっています。朝方、「安倍首相は月内に衆院を解散し、12月中に総選挙を断行する意向を固めた」との報道で、崩れていたドル円は再び上昇し116円へ。
日経平均は一時前日比300円近い上昇となり、年初来高値を更新しました。しかしながら、菅官房長官の「選挙の準備はしていない」というコメントを受けて、日経平均は急落し、急速に上げ幅を削る展開となりました。ドル円も115円80円で推移していましたが、株に連れ安となり115円台前半まで下落しました。日本人の感覚であれば、「解散はもう決まっているだろう」と分かるのですが、海外勢はそうはいきませんから、売り始めたのは海外勢でしょう。

しかしながら昨日の安値である115円はサポートされており、底堅さをみせています。しかしながら、115円割れには徐々にストップロスのオーダーが増えているということから、昨晩のように、NY後場頃に仕掛け的な動きが出る可能性がありますので、気を付けておきたいところです。

そんななか、順調に上昇しているのが豪ドル円です。
昨日は、2013年5月以来となる100円台へ回復し、その後は100.83円まで上昇しました。
ドル円の上昇に加え、豪中銀総裁の利下げへの言及が無くなり、「金利の安定時期へ」と述べたことから、これまでの買戻しが優勢となっているようです。

豪ドル円週足_201112

長い上昇チャネルラインを引いてみると、いったん上昇の勢いは止まりそうですが、ドル円が大崩れしても、ドル売りで豪ドルは上昇します。ロシアの動きがやや不安なものの、地政学的リスクが高まらない限り比較的安定した値動きが期待できそうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」