日銀が金融緩和を発表!!ドル円の次のターゲットは?

【著者】

2008年来の高値を突破し、次の節目は?

日銀の金融政策が発表され、ドル円が110円を明確に突破してきました!
そこで気になるのは、この上昇はどこまでいくのかということです。

まず、長いチャートをみてみましょう。

ドル円月足

当初、9月に円安が進んでいった時に、言われていたことは、107円、110円、112円でした。
ご存知の通り、107円はあっさりと突破。
110円は数時間だけ上回っただけでした。
しかし、本日発表された追加緩和でドル円は110円を軽々と突破し、今夜にも112円に到達しそうな勢いです。
そうなると心理的にも、大手保険会社の今年度末の為替予想にもある115円が次のターゲットとなりそうです。

では、ここで前回の日銀の金融緩和でドル円がどこくらい上昇したのか見てみましょう。

ドル円4H

ドル円は金融緩和が発表された日に92円80銭から3円60銭もの上昇となり、翌日にはなんと96円40銭あたりからのスタートとなっています!
これは、上昇率に換算すると3.8%になります。
そうすると、本日の日銀の発表前にドル円は109円35銭あたりでしたから、単純に前回の上昇幅を足し合わせて計算すると112円65銭まで上昇することになります。

次に、前回のドル円の上昇が一服したのはいつになるでしょうか。せっかくの急上昇ですから、上昇が落ち着くまで買いを持ち続けておきたいところです。

2014年4月2日に金融緩和が発表され、翌日の12時までは大きな押し目がないまま上昇しました。その後、1円30銭程度の下押しがあったものの、8時間後には行って来いとなり、再び急激な上昇となりました。
実は、4月2日の木曜日に金融緩和が発表された翌日に雇用統計がありました。結果は予想を大きく下回るものだったのですが、それが良い押し目となりNY後場からドル円は高値を更新。
週明けも上窓を開けて上昇し、月曜日もほとんど高値で引ける99円60銭でクローズするという値動きでした。
つまり、前回の金融緩和時には、約3日間の大幅な上昇となり、発表前の水準よりも6.8円の上昇となりました。
上昇率に直すと、7.3%になります。
この上昇の値段と上昇率を今回の値動きに当てはめるとどうなるのでしょうか。

上昇幅で計算:109円30銭 + 6円80銭 = 116円10銭
上昇率で計算:109円30銭 ×  7.3 % = 117円30銭

まで上昇することになります。

チャートにするとオレンジ色のこんな感じですね!

ドル円の上昇見通し

もちろん様々な要因が前回とは違いますので、この通りに動くとは限りません。しかしながら、多くの投資家は過去の値動きや大きな相場の節目を目途に利益確定のポイントを決めるものです。
少し違いますが、日銀の為替介入が行われた時も、前回の介入では〇〇円上昇したから、、とだいたいのポイントを決定する人が多いのではないでしょうか。

本日の金融緩和の発表は、間違いなく今後の相場に大きな影響を与えるものです。
このデータが、トレーダーの皆さんの参考になれば幸いです。

児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!