押し目買い/戻り売り

【著者】

基本的に押し目と戻りは、トレンドが発生していることが前提となります。

押し目とは上昇相場のなかで一時的に価格が下落することをいいます。その時に、その後の上昇を見込んで買いポジションをつくることを押し目買いといいます。

反対に戻りとは下落相場の中で、一時的に価格が上昇することをいいます。その時に、その後の下落を見込んで売りポジションをつくることを戻り売りといいます。

また略されて、押し戻りと呼ばれることも多いです。
例)東京時間の下押しでドル円を買っていく戦略を取る。
  豪ドル円を売り損ねたので、戻り待ち。

相場において、価格が一方的に上昇したり、下落したりすることはほとんどありません。その時々に買い手も売り手も存在する為に、価格が上下しながらトレンドをつくっていきます。

上昇相場の押し目(米ドル円日足)
高機能チャート   みんなの外為(FX)押し目

下落相場の戻り(豪ドル日足)
高機能チャート   みんなの外為(FX)戻り

テクニカル指標で押し目買い/戻り売りポイントを探る

トレンドがわかったら価格が下がったとこで買うことを押し目買い、下落途中で価格が戻ったとこを売ることを戻り売りといいます。

押し目買いや戻り売りをすることで有効に収益をあげることができます。

ボリンジャーバンドで押し目買いのポイントを探ってみる

ドル円2012年7月~2013年7月
ドル円ボリンジャーバンド

上のチャートのような上昇相場だと、ボリンジャーバンドの中心線や±2σ線を目安に買っていけば、結果的に上手にトレードすることができます。

25・75日移動平均線を使ってポンド円を戻り売り

ポンド円2016年2月4時間足
ポンド円

上は25日移動平均線と75日移動平均線をつかったトレードの例です。
戻りを売ることで、20円という勢いのあるトレンドにも対応できます。

押し目買いに押し目なし、戻り待ちに戻りなし

ただ、例外もあることも頭にいれておきましょう。

2015年8月24日に起きた上海ショックの数日前からのチャート
高機能チャート   みんなの外為(FX)戻りなし

上記のチャートは、約72時間のうちまともな戻りもないまま約10円暴落しています。

市場参加者の中で誰でも知っている言葉の中に「押し買いに押し目なし、戻り待ちに戻りなし」という言葉があります。
言葉のとおり押し目や戻りを待っていたけど、あまりに勢いの強いトレンドでそれらがないことを指します。

確かに、押し目買いや戻り売りを高値掴みや底値売りのリスクはありません。しかし、強いトレンドが発生した場合、押し目を待っていたら、浅い押し目を作らないためチャンスを逃してしまうこともあります。

なので、時には、相場の値動きを見ながら突っ込み買いや突っ込み売りを行うことで、大きな収益を上げることもできます。