押し目買い

【著者】

押し目買いとは、株価や為替などの価格の上昇局面で一時的に価格が下落した局面で買うことをいいます。

一方的に上がり続けるチャートはほとんどなく、現時点での最高値で買ってしまうと、高値掴みとなってしまうリスクがあります。
そのため価格が上昇してきたら、少し下落した局面を狙って買うとリスクが少なく安く帰るというメリットがあります。

1つ例を出しましょう。

下のチャートはユーロドルの日足になります。
ユーロドル押し目買い

価格が25日(赤)、75日(青)移動平均線を上回っている上昇局面です。

基本戦略は買いとなりますので、上昇した後に少し下がったところを狙って買っていけば、たとえそのまま価格が下がったとしても最高値を掴むということはないわけです。

このことを押し目買いといいますが、別の言い方で「押し目を拾う」ともいいます。

押し目の種類

押し目の種類には、色々あります。
移動平均線や、上昇幅の何%下落、テクニカル指標を利用するなど相場状況やトレードスタイルによって様々です。

【押し目買いの例】
・5日、20日移動平均線まで下落
・上昇の3/2や半値戻しの水準
・ある程度上昇してきた後に、テクニカル指標が買いシグナルに転換

押し目待ちに押し目なし

しかし一方では「押し目待ちに押し目なし」という相場格言もあります。
これは、強い上昇局面の場合には、あまりにも買いたい人が多い為に相場はほとんど下落することなく上昇することがあるためです。

実際に2014年10月30日に日本銀行がという金融緩和を行ったあとには、大きく円売りが進むことが想定されたことから、ドル円は1日で3円の上昇を記録。

ドル円押し目待ちに押し目なし

まさに、押し目を待っていても全く買うことができずに110円から121円まで11円の上昇となりました。

それまでの調整幅は約1.5円でしたが、121円まで上昇した後は5円の急落となりました。

押し目待ちに押し目なしの後には、「押し目だと思ったら下落トレンドに変わっていた」ということがあります。

児山将|みんなの外為スタッフ

FXの楽しさを伝えます! 児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!