マーケット

ユーロドル1.35の攻防戦

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FXマーケット情報|2014/07/17 19時30分追記

火曜の欧州時間より、ユーロ売りが顕著になっています。
昨晩1か月ぶりの安値である1.35前半まで下落してきました。
背景はドラギ総裁の通貨高懸念発言、イエレンFRB議長のハト派気味の発言によるドル買いや、欧州周辺国の国債利回りが低下、米国の経済指標、またユーロポンドでのユーロ売りなどの多くの複合要因が影響しているのではないでしょうか。

さて、6月からユーロドルには1.3500-1.4000ドルのダブルノータッチオプションがあるという噂があり、このオプションの残存期間はあと1ヶ月ほどのようです。

昨日は1.3518まで攻められ、現在もほとんど戻すことなく横ばい状況。
本日の安値は1.3520の為、ポイントは決まりました。もしかしたら、今日の欧州株の寄り付きで攻めてくるのかという期待もありましたが、そうはならずに僅かにショートカバーした展開。

経験則上、欧州時間に下攻めした場合は夏時間ですと18時~20時には利食いが入り上昇するケースが多いのですが、20時の越えても安値圏で推移している場合はダラダラと下げ続けて欧米時間へ突入する割合が高いようです。
そうなると、再度1.35攻めが入り一気に割れてくる展開が濃厚です。
逆に1.3540を超えて上昇した場合は、1.3555-60あたりまでの戻りがありそうです。

ユーロドル15分チャート
fx.minkabu.jp chart
高機能チャート|http://fx.minkabu.jp/chart

しかしながら、本日の東京時間(10時45分~)のドル円の下落の際のドル売りでも、10銭も上昇していない状況です。
ここは相当なユーロ売り圧力があるとみて、しっかりと戻り始めるまでは1.3540を背にした目線の方が無難なところではないでしょうか。

追記箇所:
今夜は21時30分に新規失業保険申請件数等3つの経済指標。23時にフィラデルフィア連銀景況指数が発表されます。
経済指標ページhttp://fx.minkabu.jp/indicators

最近の傾向で重要ポイントを突破する時間帯は、経済指標の発表を終えて、レベルが変わらなかった時に高値更新などの発生確率が高くなっています。
ですので、指標結果を受けて動かなかったとしてもその15分程度後を目安に仕掛け的な売買が入る可能性があります。
もちろん、今回だと下方向になります。ですから、その場合は1.35割れで下落した後は一度大きく戻る可能性も想定できますので、上手く下落の流れを取れた場合は利食い千人力といきたいところですね。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」