FXコラム

ボジョレーヌーボーと為替の影響

【著者】

企業努力でユーロ高の影響は無し

ボジョレーヌーボの解禁が11月20日に行われました。10月の日銀の金融緩和と消費税増税の影響があり、初秋に比べて10円以上の円安が進み、ボジョレーヌーボも高くなったのでは?という不安も産まれてきます。

でも、心配ありません。
値段は昨年とそれほど変わらないのです。それは何故でしょうか。ボージョレ、ヌーボはフランス、ユーロッパから輸入されますので、当然ユーロの値段に影響を受けることになります。昨年、の11月にはユーロ円は135円程度でした。しかし、今年の11月は145円程度まで円安が進んでおり、その差は10円程度あります。

昨年よりも7%程度値段が上がってしまっても仕方ないのですが、値段が変わらないのはどうしてでしょうか。

下のチャートを見て下さい。

ユーロ円

ご覧のように、10月半ばからかなりの円安が進んでいることが分かります。
しかし、ボジョレーヌーボを輸入する各企業は、今後、為替が円安に進むことを見込していました。その為、ボジョレヌーボーを輸入すると決めた時点で、為替予約を行い、まだ130円台で推移していたユーロの値段で輸入することができたのです。

また、ボジョレーヌーボーを輸入するメーカーや流通企業は、為替予約だけでなく、ワインの輸送コストを抑える工夫を行うことでも価格の維持に成功したようです。

さて、ボジョレーヌーボといえば、毎年「10年に一度のでき」、「○○年のものよりも良い出来具合」と様々な再考評価に近いコメントを出し話題になります。

今年はといえば、非常に天候に恵まれ、かなり良い仕上がりとなったようです。
そして今年のキャッチコピーは、「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」だそうです。

是非、3連休のお供にボジョレーヌーボを飲んでみてはいかがでしょうか。