FXコラム

Q&A:ボラティリティ、転換点から利益を得るには?

【著者】

:ボラティリティ、転換点から利益を得ようとすれば、基本は、乖離率や各種オシレーター(ストキャスティクス、RSIなど)を習熟するという訓練を積んでいけばいいのでしょうか。

移動平均線のゴールデンクロスやデッドクロスは、どちらかと言えば、トレンド系指標と言われているので、併用すべきなのか、併用するとすれば、どのように考えればいいのか。大きな時間軸で言えば、オーバーシュートでも、短い時間軸ではトレンドになりますね。(ローソク足の本数の観点)そこら辺が、頭の中でうまく整理できませんでしたので、質問しました。

ボラティリティで、真っ先に頭に浮かんで欲しいのが、ボラティリティを組み込んだテクニカル指標、ボリンジャーバンドです。各シグマのラインが収斂(スクイーズ)してくると、ボラティリティの低下が続いていることになり、どちらかに大きく動く時期が近付いたことを暗示します。動き始めると、バンドウォークとなりますので、大きな収益機会となります。

これは、トレンドラインで見ると、三角保合いの煮詰まりですので、同じく抜けた方に大きく動く暗示となります。その時には、ゴールデンクロスやデッドクロスも終えています。どの足(時間軸)を使っても同じです。

また、一目均衡表の遅行線を除く4線は、高値安値の半値線ですので、これらが横ばいになると、その期間、高値安値に変化がないことを表します。この4線が収斂してくるのは、ボラティリティの低下が続いていることですから、どちらかに大きく動く時期が近付いたことを暗示します。動き始めると、遅行線はモメンタムなので、三役好転や三役逆転となり、大きな収益機会となります。

「谷越を待って買い、山越えを待って売る」ことの弱点は、保合いでの売買で、小さな谷、山が続くと、コスト割れする恐れがあることです。上記の3つは、保合いからの離れを狙うという意味で、同じものを違う見方で提供しているものです。習熟する訓練を積めば、収益力向上が見込めるといえるでしょう。

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矢口 新

矢口 新

大学卒業後、国内外の大手証券会社にて為替、債券のディーラー、機関投資家セールスを勤めた後、株式会社ディーラーズ・ウェブを創業(2002年5月~2013年5月)。2013年4月まで同社代表取締役社長。