米国次第でこうちゃく相場の打破なるか!?

まずはドル円(USD/JPY)の日足チャートをご覧ください。

ドル円

8月24日に大暴落を引き起こした後は、ボラティリティの高い相場が続いた後、徐々にエネルギーを発散しながら120円に収束しているという状態です。

矢口さんも書かれていますが、キャッシュポジション比率が相当増加しているようですね。

参考:カネ余りの行先は?

このような状態ですので、基本的には大きな材料や期待が出てくるまでは大きく動かないレンジ相場が形成されると考えられます。

細かく見ると、直近は119円台でNYクローズしていないところを見ると、NYではそこそこのドル買い需要が出てくると考えられます。

金曜日にはGDP確報値が3.9%と市場予想(3.6%)を上回る結果となりましたが、東京時間からすでに買われてしまっていたので、利益確定の場となりました。

これらの値動きを見る限り、ざっと119円台後半~121円台前半のレンジトレードを行うことが無難のようです。米国利上げは12月でほぼ決定でしょう。

10月の日銀ですが、新たな三本の矢とGDP600兆円という目標に加え、郵政3社の上場も控えており、にわかに追加緩和への期待が高まってきているようです。

しかし、このタイミングで『最後のカード』を切ってくることは考えづらく、結局は現状維持で終わるってしまいそうです。

雇用統計はそこそこの数字が出るであろうことが想定されているようですから、先週と同様に119円割れがあれば良い買い場となりそうです。

ドル円の底上げがあるとすれば今夜はそこそこ重要です。鍵を握るのは、PCEコア・デフレーターとダドリーNY連銀総裁のコメント。

特にダドリー総裁は常に投票権のあるNY連銀ですから、イエレン議長、フィッシャー副議長の次に影響力があると考えて良いでしょう。

木曜日にイエレン議長はFOMCの火消的発言を行いましたが、ダドリー氏はどういったスタンスとなるのかに注目が集まります。

相当タカ派的発言が出たとしても、やはり121円台でNYクローズするまではしっかりと利益確定はしておきたいところ。

いずれにせよ、日経平均も17,500円を割り込んだところでは結局買われている状態ですので、しっかりとレンジブレイクするまではレンジ内でのデイトレが効果的だと思われます。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」