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カギを握る米国債のレンジブレーク!

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/07/09

サッカーW杯もいよいよ佳境。日本時間早朝に行われた準決勝第1試合でドイツが大勝!明日の準決勝第2試合でオランダが勝てば、欧州市場はそれこそマーケットどころではなくなりそうです。ただでさえ、ボラティリティが低下していますが、決勝(14日)が終わらない限り、相場の方向性は見出しにくい展開が続きそうです。私たちが考えている以上に、欧州のサッカー熱は凄まじいものがあるようですから。

さて、今週に入り史上最高値を更新した米株に利食いの売りが持ち込まれています。これまでであれば、株安→リスクオフの動きになっていたわけですが、ドル円の下値は限定的。そこでドル円・ダウ・米10年債の相関指数をチェックしてみたところ、ドル円は株よりも長期債の動きとの相関が高いことが分かりました。6月1日からの相関指数はドル円vsダウ:0.359、ドル円vs米10年債:0.517。

と言うことは、米10年債が上下どちらかにブレークをしない限り、ドル円での新たな展開は生まれないのでは?と言うのが私の見立て。

<資料>米国10年債利回り推移
break_range_20140709
出所:Bloomberg

では、その上下のレンジですが、2.50~2.70%だと考えています。なお、需給面から101円台前半から100円台後半にかけて輸入勢のビッドが相応に並んでいるようですので、一気に円高が進むことは考えにくいというのが私のメインシナリオです。

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!