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Brexit(英国のEU離脱)特集

【著者】

更新日:6月23日

6月23日(木)に英国のEU離脱を問う国民投票が行われます。

先週から世論調査が矢継ぎ早に出ており、英ポンド円(GBP/JPY)は大きく下落し年初来安値を更新。
ついに149円台に突入しております。

みんなの外為に寄稿していただいているBrexitの関連記事は以下。

英国のEU離脱の是非を問うFX会社の特別番組(6/22)
英国国民投票と相場変動リスク(6/20)
英国のEU離脱における双方のデメリットとメリット(4/12)
英国のEU離脱懸念(3/23)

英国のEU離脱を問う国民投票の当日スケジュール

まずは、当日のスケジュールを見ていきましょう。

23日15時ごろ:投票スタート
24日午前 9時ごろ:開票の早い地区の結果公表
午前12時:全地区の75%の開票結果が判明
午後 3時:最も遅い地区の開票結果が公表
(時間は日本時間)

投票がスタートしてから数時間が経つ日本時間の深夜には、途中経過が逐一報道されることでしょう。

klugによると、午前11時半頃には大勢が判明するとのこと。
その前に、投票が終了(午前6時)した後には投票率が発表されるようです。

2014年9月18日に行われたスコットランドの独立を決める国民投票の時には、その結果が日本時間14時ごろに発表されました。

実際、午前中から残留が優勢となっておりポンドが買われはじめ、実際に残留が決まった時には事実売りでポンドが売られることとなりました。

ポンドドル

この時は、原油価格の下落が鮮明となっておりその後ポンドは大きく下落しましたが、今回は違います。

昨年の12月頃から国民投票に向けて大きく下落しています。

残留となった場合は、急騰。
離脱となった場合は下落するも、ここまで売り込まれてきていたあとに続落するのか。EUの法律で離脱は可能なのかという疑問も出てきているようです。

オプションから算出されるポンドのボラティリティーは、リーマンショック時の水準を越えてきており、今後1ヶ月で30%ほどの上昇を見込んでいるとのこと。

最新の世論調査では、離脱が優勢となっており、賭け屋のオッズも離脱が過去最高の41%を記録しているようです。

世論調査は今週も3回ほど公表されるようですので、引き続きポンドの乱高下には気をつけておきたいところです。

なお、著名投資家であるジョージ・ソロス氏は『離脱となればポンドドルは20%の急落もあり得る』としています。

最新の世論調査結果

・23日深夜
  オピニウム社:残留支持44%、離脱支持45%

・6月23日早朝
 英ユー・ガブ社:残留支持51%、離脱支持49%
調査会社コムレス:残留支持48%、離脱支持42%
    英ITV:残留支持48%、離脱支持42%

ブックメーカーのオッズは残留の可能性が80%ほど。

英国がEU離脱となった場合のG7の対応

23日のfxwaveによると、G7は市場を落ち着かせるため今後の手順を盛り込んだ「共同声明」を‟早やかに”発表する見通し。

また麻生財務相は急激に進む可能性のある円高に対して声明を発表するとしているようです。

英国EU離脱に向けたリスクオフの動き! (6/17)
英国国民投票と相場変動リスク (6/20)
英国のEU離脱の投票に関するFX会社の特別番組(6/22)

児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!