市場心理は好転 雇用統計まで買い進め!

伏兵の米国GDP改定値は難なくクリア

昨日、リバウンドしてきた相場の転換を決めるであろう米国GDP(改定値)は、予想3.2%に対して結果3.7%となりリバウンド上昇に拍車をかけるかたちとなりました。

内心、予想値が3.2%と高かったこともあり、強気なコメントを書いたものの不安なところもありましたが、無事に通過しなによりといったところ。

今のところ、ドル円は120円台ばがサポートラインになり日経平均は18,700-800円がサポートラインへと転換しました。
ボラティリティの高い時に一気に戻すことができ、チャート的にも非常に良い形となりました。

なによりドル円は121円台で終えれば週足で5円の下ヒゲ。日経平均は1,400円の下ヒゲ陽線です。

ドル円下ヒゲ

日経平均下ヒゲ

本日の日経平均は、週末を前に利益確定の動きよりも引けにかけて再度買いが強まったことから、来週にポジションを持ちこす投資家が多く、リスクオンの動き継続といって良さそうです。

こんやのNY市場はやや調整が入る見通しですが、16,500ドル前後の小幅調整で済むと考えています。

昨日の米国指標発表後には、後退していた9月利上げ期待がにわかに台頭。これでもし雇用統計で好結果が出るとなれば、「やっぱり9月利上げもあるんじゃないか?」とさらにドル買いが進む市場心理が予想されます。

そうなれば、9月第2週にはドル買いが止まらずに125円とは言わないまでも124円台まで急騰すると思われます。

個人的にはFOMC議事録の文言通りインフレが進まないと利上げはないと予想しますが、利上げ織り込み度を計る先行指標である米国2年債に注目したいところです。

再三述べていますが、今回の暴落の起点は中国ではなく米国市場と考えています。
他に火種があるとすれば、中国よりも通貨安が進む東南アジアや南アフリカ、トルコ、アルゼンチンなどの新興国でしょうか。スタート地点である米国市場が今週しっかりと引けるようであれば、2番底を付けにいく可能性は大きく後退し、来週も良好な相場展開となりそうです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」