読む人によってタカ派にもハト派にもとれるのだが・・・

サマリーを見ると

昨日のイエレンFRB議長による上院銀行委員会における証言は、よく言えば非常に良くできた、悪く言えば曖昧な物でした。つまりタカ派が読めばタカ派的に読め、ハト派が読めばハト派的に読めるものでした。

大手銀行のレポートでも「6月の利上げ開始が裏付けられた」とするものもある一方で「利上げが9月以降になることが確認された」「2015年内に利上げが実施されないリスクもある」などという評価もありました。

そう言った意味では、私はハト派なのかもしれません。

というもの原稿を見て気になったのが

「緩慢な賃金の伸びは労働市場に改善の余地があることを示す」
「回復はようやく根付き始め、労働市場が改善しつつあるが、早過ぎる時期に利上げを行えば、こうした動きが阻害されるリスクがある」

などと言った表現です。

また最後にサマリーがあるのですがそこには

「2014年7月以来、FOMCの最大雇用の達成という目標に関して重要な進展が見られた。しかしながらあまりに多くの米国人が未だ職に就けず、あるいは十分に働けず、賃金の伸びは依然として緩慢だ。そしてインフレは未だに長期目標をはるかに下回っている。」

という表現がありました。

もちろん今後の経済指標の推移次第ではあるのでしょうが、私の目から見ると今の段階でFOMCは6月の利上げ開始を想定していないように見えました。

私はタカ野ですが、米金融政策に関してはハト派のようです。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト