ローソク足

【著者】

チャートをみると四角い形をしたものがあります。あれをローソク足(あし)と呼びます。なぜそう呼ばれるかになったのは、見た目そのままに火を灯すローソクに似ているからだそうです。現在、世界中の投資家が使用していますが、実はここ日本が発祥の地だったのです。

起源

実際に、いつ誰が開発したのかは不明とされています。しかし、江戸時代(1700年頃)に米相場で活躍した本間宗久という人物がローソク足を用いて取引をしていたという確かな記録が残っています。

基本的な見方

ローソク足は、ある時間の価格の値動きを表しています。
そこから読み取れる情報は、その時間の最初の価格(始値)。その時間の高値と安値。その時間の最後の値段(終値)の4つです。

この始値・高値・安値・終値のことを四本値といいます。

下の画像の左側は価格が上昇する時のローソク足右側は価格が下落する時のローソク足となっています。

ローソク足とは   みんなの株式③

ローソク足は実体とヒゲの2つで成り立っています。

①実体
実体は始値から終値の幅を示しています。
例えば、100円で価格が始まり108円まで下落した後110円まで上昇。その後107円まで下落して取引を終えた場合は、実体部分は100円から107円の部分となります。

②ヒゲ
ヒゲは一度はその価格まで到達したことを示しています。ローソク足から飛び出ている線が、髭を生やしているように見えることからヒゲといいます。

上記の場合だと、安値の108円から始値の100円までの2円が下ヒゲ。
終値の107円から高値の110円までの3円が上ヒゲといいます。

fx-rosoku01

③ローソク足と時間軸
ローソク足には1本分の時間が決められています。
主なローソク足の時間は1分足5分足15分足30分足60分足4時間足8時間足日足週足月足があります。
読み方は、全て「○○あし」と読みます。

スキャルピングトレードをするなら1分足や5分足。
デイトレードなら、15分足や60分足。
スイングトレードなら4時間足や日足をみるなど、取引の時間軸によってローソク足の長さも使い分けます。

ローソク足の形

ローソク足の使い方 1  みんなの株式

ローソク足の使い方 2  みんなの株式

上の図はローソクの足の様々な形状です。このように、足の形によって値動きの強弱を計ることができます。トレーダーの中には、ローソク足だけを見てトレードする人もいるといいます。

しかし、ダマシも多くローソク足の形状だけでトレードするのは初心者の方は控えた方が良いでしょう。これらのローソク足は移動平均線などのテクニカル指標と併せて使い総合的に買い売りの判断をするのが一般的です。

酒田五法を使ってトレードしてみよう

本間宗久がローソク足を用いて実際に取引していた手法を酒田五法と呼びます。こちらはローソク1本分の形で判断するのではなく、複数のローソク足をみて相場の全体を見通す時に現在でも使われる手法です。

五法と呼ばれるだけあり、三山・三川・三兵・三空・三法と呼ばれる5つの基本パターンを組み合わせ相場の値動きを判断します。

今回はその中でも三山を紹介します。

2015年ドル円相場 日足 三尊天井
2高機能チャート   みんなの外為(FX)三尊天井

上の図は三尊天井と呼ばれている形です。海外ではヘッドアンドショルダーズと呼ばれています。

三尊天井の条件は
①真ん中の高値が一番高い高値であること(上の図はBの高値)
②次に、2番目、3番目の高値があること(上の図のAとC)

それらを結ぶと真ん中が1番高い3つの山のような形になります。

最後にネックと呼ばれる3つの山をサポートしているライン(上の図のD)が引けたら完成です。

そして、この三尊天井はネックラインをブレイクした場合、売りのサインが出たとみなします。実際はどうなったのでしょうか。

2015年4月~2016年3月 ドル円 日足
3高機能チャート   みんなの外為(FX)三尊天井

ネックラインであった116円を突き抜けて、110円まで約6円下落しています。

このようにして、相場の全体を把握して売りや買いのタイミングを探すことができるのが、三尊天井です。ちなみに、これを逆さまにした逆三尊天井もあります。

それでもローソク足がわからない!ワンポイントアドバイス

ローソク足は文章で読んでもなかなか理解できないものです。1番ローソク足を知るのに手っ取り早い方法は、とにかくチャートに張り付いてみてみること!(笑)。手持ちのチャートで様々な時間軸のローソク足を眺めていたら、少しづつ理解できるようになるでしょう。