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低ボラティリティ続く中、キャリー取引拡大なのか?

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/07/01

主要通貨は小動き続く?

昨日の海外時間には、米株式市場が史上最高値を付ける中、米長期金利がやや上昇し、豪ドル、カナダドル、ポンドなどが買われ、円、ユーロ、ドルなどが弱含みました。

この動きを見ると、リスク選好の動きで円やドル、ユーロで資金調達し、その資金で運用するといういわゆるキャリー取引が拡大しているのではないか、と考えられます。

ただ、そういった場合に買われやすい新興国通貨を見ると、ブラジル・レアルなどは買われているものの、ロシアルーブル、トルコリラ、南アランドなどは売られていてまちまちの動きになりました。

今の動きが、キャリー取引の拡大だとすれば、今後も円、ドル、ユーロは売られやすい通貨となるため、全般的にゆるやかなドル安の続く中、ドル円、ユーロドル、ユーロ円は小動きが続くことが予想されますので、豪ドルやポンドを円、ドル、ユーロに対して買うのが良いということになります。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト