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押し目を拾うチャンス?!-NZドル円

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外国為替マーケット情報|2014/07/16

注目されていた(?)イエレンFRB議長の議会証言、基本的にはこれまでの見方と大きな違いは見られず、想定の範囲内との印象。ただ、市場は「労働市場が予想以上に早期に改善すれば、早期の利上げも可能」との一文に反応、ややドル買いに傾きました。個人的には“良いとこ取り相場”の典型と捉えており、引き続き、ドル円はもみ合いが続くものと見ております。前週の当欄でお伝えした通り、ドル円新たなステージ移行は米10年債のレンジブレークにかかっているとの見方に変わりはありません。なお、ボルカールールの影響で金融機関の運用者も窮屈な状態に陥っている(ポジション量の制限とか、宵越しのポジションを持たせてもらえないなど)らしく、この辺りもこのところの為替相場の低ボラに一役買っているのかもしれません。

さて、今朝方NZの第2四半期消費者物価指数が発表されました。残念ながら市場予想をやや下回る結果に(予想:1.8% 結果:1.6%)。ご存知の通り、NZは先進国で唯一利上げを実施している国です。本日の指標を受け、追加の利上げ観測が後退していますが、このところNZドル円は押し目らしい局面がありませんでしたので、乗り遅れていた方にとっては、押し目を拾うチャンスではないかと思われます。と言うのも、年内にはNZの政策金利は4.00%まで引き上げられる可能性があり、決して打ち止めと言うことではないからです。

<資料>NZ消費者物価指数の推移
NZ-CPI
出所:Bloomberg

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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!