主要通貨ペアの推移(2015/08/25)

【著者】

USDJPY

上値の重い推移が続いたドル円(USD/JPY)は欧州時間に120円を割り込み、NY時間序盤に大きく下落となり116円台まで下落する動きとなりました。その後は反発に転じ119円台を回復する動きとなっていますが、上値の重さは残ったままとなっています。日足チャートで見ると長い下ヒゲを残すような状態となっているため、多少の反発の可能性はありますが、逃げ遅れた買いポジション保有者の決済が上値を重くすることが予想されます。

ただし、株式市場が本日もパニック売りが続くような事態にならなければ、昨日は早い動きとなったため、ツッコミ売りをして底で捕まっている参加者の買い戻しが下値を支える可能性もあり、底は底で固くなると考えられます。いずれにせよ、ここ数日は神経質な動きが続くことが予想されます。

usd jpy

EURUSD

ユーロドル(EUR/USD)は1.15を欧州時間に突破し、NY時間に入ると大きく上昇する動きとなりました。一時1.17付近まで上昇する動きとなった後、勢いを失い1.55台まで再び押し戻される動きとなっています。本日はレジスタンスとなっていた1.15台を守れるかどうかに注目が集まります。

筆者は1.15を抜ければ時間をかけて1.2付近までの上昇基調が強まると考えていましたが、昨日は短時間で1.17までの急騰、反落となり、また、直近で急角度での上昇となってしまっているため、ここらで少し調整が入る可能性があると考えています。

eur usd

EURJPY

ユーロ円(EUR/JPY)はドル円とユーロドルの動きの綱引き状態となり、上下に振れる忙しい動きとなりました。終わってみれば値を下げての推移となっていますが、下ヒゲもそれなりに長く、方向感の見出しにくい状況が続いています。今後の大きな方向感を見極めるためにも昨日のサポートである136.00と今月のレジスタンスとなっている139.00のどちらに抜けるかで方向感を探っていきたいところです。

eur jpy

GBPUSD

ポンドドル(GBP/JPY)は欧州時間に入ると底堅い動きとなりレジスタンスとなっていた1.57をしっかりと終値で上抜ける動きとなり、7月からもみ合ったレンジを上抜けてきたことで上昇への期待が高まっています。本日は直近の高値となっていた1.572、また、節目の1.57を守れるかどうかに注目したいところです。しっかりと守ることができれば1.6トライへの道が近づくと考えられます。

gbp usd

AUDUSD

豪ドルはジリジリと値を下げ、NY時間には0.70台まで押し込まれる動きとなりました。その後は0.72台を回復するものの上値の重さが残る状態の推移が続いています。今後は急落前のレジスタンスとなった0.7275を突破できるかどうか、サポートとなった0.7042付近を守れるかどうかで方向感を探っていきたいところです。しばらく続いていたレンジを下抜けてきたことから下方向への圧力が強まる可能性も十分に考えられます。

aud usd

OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト