中国株6%安も市場の反応は限定的

【著者】

本日は上海総合指数が-6%となかなかの暴落となりました。
しかし、この原因は心理的節目である4000ポイントまで戻ったところで、空売り規制解除の噂が出回ったことのようです。この影響からストップ安となる銘柄は500を超えるほどのパニック相場となりました。

しかし、日経平均はせいぜい100円程度の下落で済みマザーズは上昇。欧州株価もたいした下落とはなっておりません。中国の悪材料は織り込んできている証拠といえます。

さて、お盆明けとなったもののドル円は125円から下落した後の戻り高値である124.60円突破できずに横ばい推移。値動きを見ていると、いまいち売買ボリュームが足りない気がします。
これは日経平均の売買代金が落ちていることから、大口が積極的に動いていないとも考えられます。

しかし、FX会社のオーダー情報を見てみると個人の買い意欲は今月最大となっており、124円台前半には買いオーダーがびっしりと並んでいます。
そして、今夜発表される住宅指標(住宅着工件数)は利上げ前の駆け込み需要から高結果が期待できますので、結果NY市場ではドル買いとなりそうです。

それでも、オプションや大口のオーダーを見ていると125円へ乗せる勢いはなくまだレンジで終わりそうな雰囲気。

ドル円

リスクとしては仮に123円台でNYクローズを迎えてしまうと、日経と共に大きく下げる可能性もありますので注意が必要です。

その様な短期急落があったとしても、よほどの悪材料が出ない限り今後のメインシナリオは変わらず。米国の利上げへの織り込みと、GPIFをはじめとする公的年金・生保・投信の約30兆円近い円売り材料でドル円は上昇し8月、9月中には年初来高値を更新し128-130円を捉えにしっかりとした上昇を演じることでしょう。

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川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」