マーケット

週末に中国からのサプライズ!?

【著者】

今週は中国に荒れた一週間でした。

しかし、終わってみればドル円、豪ドルは変わらず。ユーロ・ポンドはギリシャ問題が進展しやや上昇といったところ。人民元の切り下げで為替市場への影響は大してなかったということになります。

しかし、中国という国は短期間にものすごいことをものすごい数で行ってきます。株価の下落の際も凄かったですが、貿易統計の悪化が公表されるや否や人民元の3日連続切り下げです。

表向きには分かりかねますが、株価の下落云々ではなく中国経済の実体は相当減速しているのではないでしょうか。

一説によると、電気の使用量をみると成長率は2,3%という説もあるほどです。それがなりふり構わない中国当局の姿勢として表れているとすれば納得がいきます。

今回の人民元の切り下げがマーケットに「中国経済の減速」を伝えたことはご存知の通りです。ともすれば、近いうちにさらなる緩和策を行うことが考えられます。

さずがに今週末はやってこないとも思うところですが、秋に訪米を控えており「やることはさっさとやっておこう」というような姿勢に見えなくもありません。

もし預金準備率の引き下げなどの緩和策が行われた場合は、オセアニア通貨が跳ね上がることになりますので、週末のポジションには気を付けたいところです。

いよいよ来週から上昇開始か

来週からいよいよお盆明けの相場となります。

昨年はお盆明けである8月19日から上昇が始まり、その後110円まで大幅に上昇することとなりました。

ドル円上昇

4ヶ月程度のこうちゃく相場を打ち破り、テーパリングの終了を織り込みに上昇したのであれば、今年は利上げがあります。

7月の雇用統計の結果を受け、12月の利上げの織り込み度は100%に上昇し、11月の利上げもほぼ織り込んでいる状況。

FOMCメンバーのコメントから、9月利上げを織り込みにいくのであれば127-8円まで織り込みに上昇しても不思議はありません。

目先のドル円ですが、今週はNY後場にドル買いとなるケースが多いようです。現在は再び124円を割り込みそうな展開となっていますが、再びNY後場で買われるかどうか注目となります。

もしここで買われなければ、月曜日のオープンが123円台で始まる可能性が高まりますので、今週の終値は非常に重要といえるでしょう。

>>FXのオプション情報を利用する方法

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」