中国株の下落に対する中国当局の対策まとめ

【著者】

中国株の下落が一段と酷いことになっています。

3日金曜日から21銘柄が売買停止ということが発表されていましたが、月曜日には売買停止銘柄が200銘柄以上に。
そして、本日はその銘柄の数が1323銘柄にまでおよび、これが中国株の時価総額全体40%以上にあたるというのですから驚きです。

下落が始まってから3週間で吹き飛んだ時価総額は300兆円以上。この暴落により、中国の個人投資家の平均損失額が600万円にまで膨れ上がっているというのですから驚きです。

毎日5%ほど下落している上海総合指数ですが、ETFチャートがおもしろいので持ってきました。

中国H株ブル2倍上場投信 (1572)
中国H株2倍
(参考:SBI証券

レバレッジが2倍効いている中国のH株のETFなのですが、1週間で5,000の大暴落という大変なことになっています。

この暴落を食い止めようと、中国当局は実に様々な対策を発表しています。

今回はそれらを集めましたので、ご覧下さい。

株価暴落に対する中国当局の対策

6/27 0.25%の利下げ + 一部で預金準備率の引き下げ
6/30 年金基金に株式投資認め、株の組み入れ比率は30%まで
   年金基金の資産総額は2兆元(3220億ドル)以上
7/01 株式手数料の3割値下げ
7/03 中国証券当局、株価急落受け相場操縦の可能性を調査へ
   21銘柄の売買停止
   自宅も信用取引の担保に容認
   一部の口座で空売りを1カ月間停止
7/04 証券会社21社に対し約2兆4,000億円のETF購入を指示
   7月以降のIPO(新規株式公開)を見送り
7/07 200以上の銘柄の売買停止
7/08 1,300以上の銘柄の売買停止 上昇銘柄はわずか3銘柄
   中国資産管理当局、国営企業に自社株買いを勧告
   中国当局、資産の10%を株式へ振り向けるよう生保へ勧告
   中国証券監督管理委員会が上場企業の取締役や幹部に株の購入促す
   政府機関が株価暴落の報道規制を各メディアに通達
   政府系投資会社CSFが流動性供給の支援要請
   
中国当局は上海総合指数が4500を上回るまで介入を行うという噂があるようです。
しかし昨年のロシアショックを見てみても、当局が焦れば焦るほど市場には動揺として伝わり余計に株価の暴落に拍車をかけることとなるようです。

ある米系の証券会社は「上海総合指数は2500まで下がる」とのレポートも出しているようです。
日経平均先物もついに2万円を割れてしまい、先物では19,500円割れとなっています。

ギリシャ問題が落ち着かないまま、中国バブルの崩壊が始まってしまいました。

今後も中国当局の対策に注視していきましょう!

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児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!