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投資銀行大手、2017年のトレード戦略はドル円の買いがベスト

【著者】

早くも大手金融機関であるモルガンスタンレーの2017年予想が出ており、話題となっております。

ブルームバーグに英語で流れたようですが、既にニュースベンダーなどで配信されていますので、記事にしてみたいと思います。

最も推奨されるトレードとしてドル円の買いを挙げております。

その予測としては、以下。

第1四半期が115円
第2四半期が119円
第3四半期が122円
第4四半期が125円

記事執筆時点のドル円は112円台ですので、ざっと今から13円の上昇を見込んでいるようです。

1万通貨(投資資金4万6千円)を買ったとしても、13万円の利益となり、パフォーマンスは282%となります。

ちなみに、モルガンスタンレーは昨年のポンド円の売り予想の精度が良かったようです。
(ターゲットを探してみましたが、見つかりませんでした。)

ドッケンミラー氏、米国債券利回りの急騰を予想

元ジョージ・ソロス氏の部下として手腕を振るったヘッジファンドマネージャーのドラッケンミラー氏が米国10年債利回りの急騰を予想しているようです。

・トランプ氏の政策により、米国10年金利は1-2年のうちに6%へと上昇。

そして、自身のポジションとしては円売りを行い、世界の主要な長期債を売っているそうです。

米国10年債利回りが6%というのは、2000年以来の水準となります。

米国10年債利回り
(出所:世界の株価

ちなみに、2000年のドル円レートは100円程度と日米金利差は5%以上あったにもかかわらず低水準。もちろん、金利差だけが為替ではありませんが、これには意外感がありますね。

■投資のプロの債券の見方

クォンタムファンドを運営していたドッケンミラー氏は2年で米国債利回りは6%にまで上昇。また、世界最大のヘッジファンドであるブリッジウォーターアソシエイツの創業者であるレイ・ダリオ氏は、30年間続いた債券の上げ相場が終了し、金利上昇時代の幕開けだと述べています。

一方、債券の話題で忘れてはいけないのが新債券王であるブリッジラインのガンドラック氏。(以前の債券王はビル・グロース氏)同氏は元々トランプ氏の勝利を予想していましたが、金利の低下を予想しています。
(参考:本邦輸入勢のドル買いで113円を提示

しかし、トランプ相場ではざっくり利回りの0.05%の上昇で1円の上昇となりましたので、6%となると単純計算で72円もの上昇余力があります。

そうなると、ドル円は180円台になりますがさすがに雑に計算し過ぎあり、日本の貿易黒字からくるフローも重なってきますので、仮に長期金利が6%にまで急騰したとしても、その可能性は相当低いでしょう。

しかし、これら著名投資家の予想をみると、ドル円が120円、125円まで上昇する可能性は相当高いと思わざるを得ませんね。

アベノミクス相場以来、FXで大儲けするチャンスが到来しているのかもしれませんね!

円安の波に乗れ
児山将|みんなの外為スタッフ

児山将

みんなの外為で記事を書いています。 大学生の時からFXを初めて6年以上。FXの楽しさを伝える為に、みんなの外為を盛り上げていきます。初心者の方でも分かり易く学べるように、難しい専門用語やマーケットの説明、FX業界について記事にしていきます。 みんためのTwitterでもつぶやき中!