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リスク選好の動き続かずドル円往って来い_10/13

【著者】

クロス円中心の相場が続く?

金曜日の海外時間から昨日にかけて、各国株価と原油相場が上昇してリスク選好が強まって円売りが強まる場面もありましたが、原油相場が反落したことから円も買い戻されました。

金曜日の海外時間には、各国株価が堅調に推移する中原油相場も上昇し、リスク選好の動きで円売り、ドル売りが強まって、ドル円は120.30円台まで、ユーロドルは1.1380台まで、ユーロ円は136.90円台まで上昇しました。

月曜日のアジア時間は、東京市場が休日だったこともあって各通貨ペアとも小動きとなりましたが、豪ドルなどが対ドルで買われたこともあって、ドル円は120.00円台まで下落する場面もありました。

欧州時間にはいるとクーレECB専務理事が追加緩和に否定的な発言をしたことからユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.1390台まで、ユーロ円は136.90円台まで下落しました。しかしこのユーロ買いは続かず、ほどなくしてユーロは反落しました。この間ドル円は120.10円台を中心とした非常に狭いレンジ内の取引が続きました。

アメリカが休日となったNY時間にはいると、原油相場が急落したことからリスク回避の動きとなって円とドルが買い戻され、ドル円は119.90円台まで、ユーロドルは1.1350台まで、ユーロ円は136.20円台まで下落しました。

NY時間午後には、欧州株先物などが上昇したことからリスク回避がやや後退し、ドル円は120.00円台まで反発し、ユーロドルは1.1360付近まで下落しました。

今日の東京時間には日経平均が下落していることから円買いが優勢となっています。

今日の海外時間には、独・9月消費者物価指数、英・9月生産者/消費者/小売物価指数、独・10月ZEW景況感調査、ユーロ圏・10月ZEW景況指数の発表のほか、ブラード・米セントルイス連銀総裁の講演が予定されています。

引き続き株価、原油相場を睨んでリスク選好の強弱で円とドルが買われたり売られたりする展開が続いています。その為ドル円はレンジ相場が続く中クロス円中心の動きとなっています。何かきかっけがない限り、まだしばらくは株価、原油相場につられる動きが続きそうです。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト