今すぐ確認しなければならないこと

【著者】

あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
さてお屠蘇気分も冷めやらぬうちに株式・為替市場は大きく下へと動き出しています。昨年末の当欄末尾でこのところの1月の急落相場に言及、「2度あることは3度あるには要注意」と記しましたが・・・。

ここまでの動きを見ていますと、世界的な株式市場の下げがリスクオフを誘発。そしてその流れは原油価格にも忍び寄ってきているように感じられます。この年明けの下落を受け、対円で売りトレンドの兆候が各通貨ペアで現われはじめています。ではこんな時、どう対処すればいいのでしょうか?そろそろ反転することに期待して逆張りでしょうか?答えは「NO!」です。

昨年来私がお伝えをしていましたボリンジャーバンド、標準偏差ボラティリティのチャートをチェックしてみましょう。
チャートはドル/円(日足)です。下段の標準偏差ボラティリティは緩やかな上昇、上段の21日ボリンジャーバンドは-1シグマの外で相場が展開していることから、売りトレンドの兆候が確認できます。その様な時に逆張りし、一段の下落に見舞われては目も当てられません(昨年の場合120.70→115.85円まで急落)。
ここは一旦、NYクローズでボリンジャーバンドの-1シグマの内側に戻ること、そして、緩やかな上昇をしている標準偏差ボラティリティがピークアウトし、下落に転じる(=売りトレンドからレンジ相場へ移行)のを確認してから取引に参入することです。決して“値ごろ感”での売買を行ってはいけないということです。

まだ2016年はスタートしたばかりです。
まずはご自身がポジションをお持ちの通貨ペアのチャートを確認し、リスクを確認することをお勧めしたいと思います。

<資料>
ドル円日足

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マネースクウェア・ジャパン 市場調査部 チーフアナリスト|津田隆光様ご寄稿記事
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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

常に個人投資家の皆さんとともに! 比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!