ドルの堅調地合い続く

【著者】

ユーロ安継続か

金曜日から昨日にかけて、米長期金利と、各国株式市場が堅調に推移する中、全般的にドルが買われました。

金曜日のNY時間、発表された米・6月住宅着工件数/建設許可件数が予想よりも良い結果だったことから全般的にドル買いが強まって、ドル円は124.10円台まで上昇し、ユーロドルは1.0860台まで下落しました。しかしその後米長期金利が反落したことなどからドル円は123.90円台まで反落しました。NY時間引けにかけては、ふたたび全般的にドルが買われる中特にユーロが売られ、ユーロドルは1.0820台まで、ユーロ円は134.50円付近まで下落し、ドル円は124.00円台まで上昇しました。週明けのアジア時間は東京が休日だったこともあって各通貨ペアとも小動きとなりました。

欧州時間にはいると、目立った材料はなかったものの日経平均先物を含む各国株式指標が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は124.40円付近まで、ユーロ円は134.90円台まで上昇しました。この間ユーロドルは1.0860台まで上昇したあと1.0820台まで反落しています。

NY時間にはいると、ブラード・セントルイス連銀総裁が「(9月利上げの可能性)現時点で50%超の確率と見ている」と述べたことから米長期金利が上昇し、ドル円は124.30円台まで上昇する場面もありましたが、米長期金利が反落するとドル円も124.10円台まで反落しました。一方ユーロドルは1.0850付近を中心とした狭いレンジ取引が続きました。

NY時間引けにかけて、NYダウなどがが下落したことからややドル買いが優勢となって、ドル円は124.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.0800台まで、ユーロ円は134.30円台まで下落しました。

今日の海外時間には、目立った指標発表の予定はありません。ギリシャ支援が原則合意した先週月曜日から、全般的なドル高が続いています。その中でユーロドルの下落が続いており、今後も米欧の金融政策見通しの違いを反映したユーロ安が続きそうです。

<本記事ご協力>
チーフストラテジスト 高野やすのり様

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト