ポンドの上昇続く

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FXマーケット情報|2014/09/19

昨日から本日にかけてはスコットランドの独立を問う住民投票での否決への期待感が強まりポンドが大きく上値を伸ばす一日となりました。前日のドル買いからの反発、ECBのTLTROの入札結果が市場予想に届かなかったことからユーロは反発となったものの値動きは限定的なものに留まり、上値の重い推移となっています。
米国株式市場は堅調推移を続け、米国債利回りも堅調地合いが続きドル円は底堅い推移を継続しとうとう109円台の大台に乗せる動きとなっています。

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【主要通貨ペアの推移】

ドル円は堅調地合いを維持しとうとう109円台へ乗せる動きとなっています。ここまでくると意識されるのは大台の110円台で週足などで見ると2008年8月の高値である110.65付近が意識されると思われます。ただし、直近で短期的な買いが相当溜まっていることから週末ということもあり調整売りも入りやすい地合いであることには注意したいところです。

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ユーロドルは反発となりましたが伸び悩む推移となっています。1.293をレジスタンスに伸び悩む推移となっています。本日のアジア時間に下押しするもののすぐに1.29台がサポートとなり反発に転じています。本日はまずこのレンジのどちらに抜けていくかをしっかりと見極めたいところです。

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ユーロ円は底堅いドル円、ユーロドルの反発に支えられ、140円台を達成し上値を追う推移となり、とうとう141円台を達成となりました。次の上値のターゲットとしては5月に上値を幾度と上値を抑えた142円台と考えられます。本日は141円台を守れるか、またアジア時間のサポートとなっている140.7付近を守れるかどうかをしっかり見極めたいところです。短期的に強い上昇となったことから調整の可能性も考えられることには注意したいところです。

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ポンドドルは続伸、とうとう1.65台を回復する動きとなっています。スコットランドの独立住民投票否決への期待から大きく伸びていますが、結果が出た後の材料出尽くしの売りには注意したいところです。本日、アジア時間は1.6465-1.6525のレンジでの推移となっていることからまずはどちらに抜け出すかに注目したいところです。下に抜け出した際には決済売りが集中する可能性もあるため注意が必要です。

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豪ドルは0.89台での上下動を繰り返しています。0.892-0.9のレンジでの推移となっていることからこのレンジのどちらに抜けるかに注目したいところです。現在、方向感は薄い状態となっていることから方向感が出るまで少し見守りたいところです。

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【本日の注目材料】

本日はアジア時間午後くらいにスコットランドの住民投票の結果が出てくることからポンドを中心に上下に大きくブレると予想されます。現時点で短期的なポンド買いのポジションが相当溜まっていることから独立否決の結果となった場合に材料出尽くし感による下押しの可能性も考えられるため注意が必要です。
欧州時間以降は目立った材料は予定されていないことからスコットランド住民投票の余韻、先日のFOMCの余波からポンド、ドルの強さを探る動きとなり、週末のポジション調整も絡み神経質な展開となることが予想されます。

【本日の予定】

スコットランド独立住民投票結果
08:50 日 対外及び対内証券売買契約等の状況(指定報告機関ベース)
13:00 キム世銀銀行総裁講演
17:00 ユーロ圏7月経常収支
21:30 加8月消費者物価指数
21:30 加7月卸売売上高
23:00 米8月景気先行指数

OANDA Japan   オアンダ ジャパン<本記事ご協力>
OANDA Japan株式会社
チーフストラテジスト 佐藤甲様
佐藤甲|OANDAJapan チーフストラテジスト

【闘魂注入】シュラスコ佐藤の大胆予想! 佐藤 甲

OANDAJapan㈱チーフストラテジスト。 NY時間を中心にディーリング業務を担当し、2012年より現職。ファンダメンタル、テクニカル、時にはシックスセンスを駆使し相場を斬る。夢と希望と情熱あふれる熱血相場師!風貌はラテン系だが、異性には奥手。日本テクニカルアナリスト協会認定テクニカルアナリスト