マーケット

今年も昨年の二の舞となるのか?!

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/05/21

今週のイベントから読み解くシナリオ

私の週末のルーティーンと言えば、次週のイベントチェック。今週注目したのは、日銀政策決定会合後の黒田総裁の記者会見と欧州情勢(欧州議会選挙・ウクライナ大統領選挙)でした。今年に入り、日銀会合前まで株価が上昇、結果を受け下落⇒ドル円も失望の円買いという流れ。今回も同様の動きになるのでは?とのシナリオを描きつつ、これまでと違い、株価を支えていた追加緩和の後ろ盾がかなり後退している点が気がかり。今回もイベントドリブンファンドが動いたようではあります。

そして、そのイベントが通過すると、市場の目は欧州に向けられるのでは?というもの。想定より早く、週初からその動きは持ち込まれており、ユーロは対円・対米ドルで売りトレンドが発生しています。ユーロ円は今年、持続的なトレンドが発生していないだけに、このままその動きが続いてしまうのか注目されるところです。

1年前の記憶がよみがえる

思い出されるのは1年前の5月22日。バーナンキ(当時)FRB議長の発言をきっかけに相場が大きく動き出しました。翌23日の日経平均は前日終値から1,100円の大幅下落、6月中旬にかけて3,500円の下げを記録、ドル円も約10円円高が進んだのでした。

<資料>2013年5月~6月末までのドル円推移
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当時と比べると、円売りのポジションは積み上がっていませんが、一方で、これまで海外勢においては、15兆円分の日本株買いが積み上がっています。そして、今年の2月から4月のドル円の高低差平均が2円44銭とボラティリティが低下、別の言い方をするならば、マグマがたまっていること、現在あらゆる市場で勢力を増しているのが、システムトレード(超高速取引)と不安材料ばかりが目につきます。「備えあれば、憂いなし」です。

全国セミナープロジェクト第2弾!(沖縄)
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比嘉 洋|マネースクウェアジャパン シニアコンサルタント

比嘉 洋

米金利の裁定取引に長く従事。 相場の読みには定評があり、人気ストラテジストとして活躍中!