マーケット

米長期金利上昇でドル買い優勢

【著者】

日銀追加緩和期待高まる?

 昨日の海外時間には、米長期金利が上昇して全般的にドルが買われました。

 欧州時間序盤、特段の材料はありませんでしたが円売りが強まって、ドル円は119.70円台まで、ユーロ円は上昇135.80円台まで、ユーロドルも1.1340台まで上昇しました。しかしユーロ買いが一段と強まると、全般的にドル売りの流れとなり、ドル円は119.40円台まで反落し、ユーロドルは1.1380台まで、ユーロ円も136.20円台まで上昇しました。ユーロ買いが一巡すると、米長期金利が上昇し始めたこともあってドル買いが優勢となって、ドル円は119.60円台まで上昇し、ユーロドルは1.1360台まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・9月住宅着工件数が予想よりも強い結果だったこともあって米長期金利が上昇する中ドル買いが一段と強まって、ドル円は119.90円台まで上昇し、ユーロドルは1.1330台まで下落しました。

NY時間午後にはいると、米長期金利が上げ渋る展開となったことから各通貨ペアとも小動きとなりました。

東京時間朝方発表になった日本の9月通関ベース貿易収支が予想外に赤字となったことから追加緩和期待が強まって日経平均が上昇する中円売りが優勢となっています。

今日の海外時間には、加中銀(BOC)の政策金利発表があるほか、パウエル・米FRB理事の講演が予定されています。

東京時間ここまで、日経平均が300円以上上昇していますが、それに比べてドル円の上昇幅は非常に限られたものとなっています。
ただ、今日の貿易収支などを見て、海外勢の日銀に対する追加緩和期待が強まれば海外時間にはドル円が120円台半ばまで上昇する可能性もあります。

<本記事ご協力>

チーフストラテジスト 高野やすのり様
■メッセージ等はこちら
>>高野やすのり様プロフィールページ

高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト