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米長期金利上昇でドル買い強まる_10/06

【著者】

各国株価も上昇

昨日の海外時間には、欧州株が買われたことからユーロ買いが強まる場面もありましたが、米長期金利が上昇したことから全般的にドル買いが強まりました。

欧州時間序盤、各国株価が上昇したことなどから資源国通貨買い、ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.1280台まで、ユーロ円は135.70円台まで上昇しました。その後も株価の上昇は続きましたが、米長期金利も一段高となる中、全般的にドル買いが強まって、ドル円は120.30円台まで上昇し、ユーロドルは1.1220台まで、ユーロ円も134.90円付近まで反落しました。

NY時間序盤は各通貨ペアとももみ合いとなりましたが、午後にかけて再び米長期金利が上昇したことからドルが一段高となって、ドル円は120.50円台まで上昇し、ユーロドルは1.1170台まで下落しました。この間ユーロ円は134.50円台まで下落幅を拡大しています。

今日の海外時間には、独・8月製造業受注、米・8月貿易収支の発表があるほか、ドラギ・ECB総裁の講演予定されています。

FOMCによる金利引き上げ開始が遠のいたとの思惑から世界的に株高となった一方、金曜日に2.00%を割り込んでいた米長期金利は雇用統計発表前の水準まで反発し、ドルが全般的に買われました。株価の上昇は続く可能性がありますが、米長期金利がこれ以上上昇するには、新規の材料が出て、年内利上げの思惑が強まるような状況が必要ですので、ドル円がこのまま上昇するのは難しいかもしれません。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト