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米金利上昇でドル円106円台乗せ

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外国為替マーケット情報|2014/09/09

円売り続く

昨日の海外時間には、米金利が上昇したことから全般的にドル買いが強まって、ドル円は106円台のせとなりました。

欧州時間、東京時間に発表された日本の第2四半期GDPが速報値の-6.8%から-7.1%に下方修正されたこともあって円売りがやや強まって、ドル円は105.30円台まで、ユーロ円は136.30円台まで、ユーロドルも1.2950台まで上昇しました。

NY時間にはいって、米金利が中期、長期とも上昇を始めたことからドル買いが強まって、ドル円は2008年10月以来の106.00円台まで上昇し、ユーロドルは1.2880台まで下落しました。この間、米サンフランシスコ連銀の研究者のリポートで「投資家が利上げペースを過小評価していることを示唆している可能性がある」「FOMC参加者よりも一般の人々が一段と緩和的な政策を予想している」などとした事が材料視されたようです。

今日の東京時間にはいっても米長期金利が堅調に推移していることなどからドル買いの流れが続いています。

今日の海外時間には、英・7月鉱工業生産、英・7月貿易収支の発表とカーニー・英中銀総裁の講演、タルーロ・米FRB理事の議会証言が予定されています。

ドル円はストップ・ロスも巻き込んで106円台前半まで上昇しています。海外勢の円売りポジションは拡大していますが、本邦個人投資家の円売りポジションは低水準にとどまっているうえ、輸出企業のドル売りも弱く、米金利や米株式市場に変化がなければドル円は一段高となりそうです。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト