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FOMC議事録を受けドル高継続_8/21

【著者】

104円を窺う展開

昨日の海外時間には、FOMC議事録が予想よりもタカ派的だったとされ、米長期金利が上昇しドルが買われました。

欧州時間序盤、オランド仏大統領が「ユーロドルは調整の過程にある」とユーロ高けん制発言をしたことが報じられたことからユーロ売りが強まりまって、ユーロドルは1.3270台まで、ユーロ円は137.10円台まで下落しました。一方ドル円は東京時間に買われた流れを受けて堅調に推移して、103.40円付近まで上昇幅を拡大しました。また公表された英中銀金融政策委員会議事録で、2名の委員が利上げを主張したことがわかると、一旦ポンド買いが強まりましたが、すぐに伸び悩む展開となりました。

NY時間序盤、全般的に利食いの動きが優勢となって、ドル円は103.20円付近まで反落し、ユーロドルは1.3290台まで反発しました。

NY時間午後にはいって、公表されたFOMC議事録で「雇用とインフレFOMCの目標に向けた動きは予想よりも速い」「何人かのメンバーは、声明の『労働資源の著しい余剰が依然存在』との文言に対して慎重な姿勢」などとされ、事前の予想よりもややタカ派的だったことから米長期金利が上昇し、ドル買いが強まってドル円は103.80円台まで、ユーロ円は137.60円台まで上昇し、ユーロドルは1.3250台まで下落しました。

今日の海外時間には、独/ユーロ圏・8月製造業/サービス業PMI、英・7月小売売上高指数、米・新規失業保険申請件数、米・8月フィラデルフィア連銀景況指数、米・7月景気先行指数、米・7月中古住宅販売件数の発表が予定されています。

東京時間のドル円は、一時104円台を窺うレベルまで上昇しました。このまま、米長期金利の上昇と各国株高が続いて、ドル円相場が4月につけた104.10円付近の高値を抜けられるかが注目です。今日発表される米経済指標結果が予想よりも強いものが多ければ、このまま一気に104円台半ばまで上昇する展開が考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト