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原油相場とドル相場

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外国為替マーケット情報|2014/07/07

原油安=ドル高?

原油は、現代の産業や生活にとってなくてはならない物です。

代替物として、天然ガスや最近ではシェール・オイル、シェール・ガスなどがありますが、生産量、保存のしやすさ、使い勝手など、やはり原油の価値を脅かすようなものはまだありません。

そのことから、原油は商品でありながら通貨のような扱いを受けています。原油の他には金も同じような扱いです。

さて原油相場はイラク情勢や、ウクライナ情勢の緊迫化を受けて5月初旬の100ドル割れの水準から6月中旬には107ドル台まで上昇しました。しかしその後懸念されていた供給のトラブルなどが起きていないことから6月下旬からは下落傾向となって、現在は104ドル付近まで反落しています。

さきほどご紹介しましたように、原油は一種の通貨のような扱いを受けています。したがって、原油/ドルと考えれば、原油相場が頭打ちになったということは裏を返せばドル相場が底打ちしたということになります。

7月にはいってからのユーロの動きなどには、そういった影響も出ている可能性がありますが、全般的にドルが底打ちしたと考えれば、ドル円も底堅くなると考えられます。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト