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米株価、米長期金利反発でドル堅調

【著者】

一旦落ち着いたのか?

昨日の海外時間にはNYダウと米長期金利が上昇したことから対ユーロを中心にドル買いが強まりました。

欧州時間序盤、ユーロの買戻しが優勢となって、ユーロドルは1.0750台まで、ユーロ円は132.00円台まで上昇しました。その後欧州株が反発、米長期金利が上昇したことから全般的にドル買いが強まってドル円は123.00円付近まで上昇し、ユーロドルは1.0710台まで下落しました。しかし原油相場が上昇したこともあってか、ユーロはやや買戻しが優勢となってユーロドルは1.0740台まで、ユーロ円は132.20円付近まで上昇し、ドル円も123.10円台まで上昇幅を拡大しました。

NY時間にはいって、原油相場が下落したことから全般的にドルが堅調となってユーロドルは1.0700台まで下落しました。

NY時間午後にはいって、原油相場は40ドルぎりぎりから反発し、ユーロが買い戻される場面もありましたが、NYダウと米長期金利が上昇したことからドル買いが続き、ドル円は123.20円台まで上昇し、ユーロドルは1.0670台まで下落幅を拡大しました。

東京時間にはいってからもドルが堅調に推移する中ユーロ売りが強まっています。

今日の海外時間には、英・10月生産者/消費者/小売物価指数、独/ユーロ圏・11月ZEW景況感調査、米・10月消費者物価指数、米・10月鉱工業生産/設備稼働率の発表があるほか、パウエル・米FRB理事、タルーロ・米FRB理事の講演が予定されています。

週末に発生したパリの同時多発テロの影響が懸念されましたが、フランスを含め欧州株も大きく売られることはなく、NY市場は大きく上昇しました。その為リスク回避の動きが強まることはなく円が買われることもありませんでした。
ただ依然としてテロの懸念は強いため、今後の進展には注意が必要です。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト