予想・見通し

下で待つ実需のドル買い

【著者】

外国為替マーケット情報|2014/05/08

昨晩の概況

おはようございます。
今朝はさほど冷え込んだ感じも無く、太陽が出て気温が上がってくるのを部屋にいて肌で感じました。

さて昨日ですが下攻めが始まった午後3時過ぎ、101.43まで売りこみ、一旦101.50台を回復した後、再度4時半ぐらいに101.43をやりましたが、新値は付けられず。午後6時から7時にかけて101.59で上値が止まり午後7時~8時でもう一回売り込んだものの、既に101.50が割れなくなっていて安値は101.51レベル。101.65ぐらいは売りが並んでいると考えていたので、101.681で午後8時半過ぎに売ってみましたが、なんだか市場がショートに傾いてしまっているような気がして自分のショートは早くやめた方がいいと判断。
101.66台でショートを閉じて今度は101.66台でロングを作ってみました。

イメージ的には101.80越えに短期勢のショートのストップがあるのではないかと考えたからで、とりあえず買い回転したほうが良さそうと判断しました。これもある意味101.681で売って感触が悪かったからこそ。101.70台に乗せて跳ねなかったので、利食いしたらすぐに101.73台まで伸びそれから101.73が割れなくなって、これはかなり高い確率で101.80は越す(ストップを付ける)と判断しました。
もちろん101.75に大きな売りが隠れている可能性もあるので、101.73を買うのはギャンブルですが、101.75を越えて上がってきた101.77台で101.80越えで利食いするためにロング張り。
それほど待たずに101.80を越えて上がったので、101.81台で利食いして事務に戻ったのですが、その後も101.75が固くなって10:45過ぎから再度上攻めだったようですが、この時間には自分は撤収中でPCの電源は落した後でした!

その後102.01タッチ(明らかにストップ炸裂)とその後にイエレン議長の発言「雇用環境は満足できる状況からほど遠い」「金融状況は成長を支援」と続き金融緩和スタンスを色濃く出した発言で米早期利上げ観測が後退(あの雇用統計を受けてもその直後にテーパリング100億ドルのペースは変わらないと判断してましたが)したようでドル売りに。
「見通しが変わらなければQE縮小は慎重に続ける」
「QE終了後、金利正常化にかなり時間がかかる」
など量的金融緩和終了後も相当な期間、低金利を継続する意向を改めて表明したことでドル円は101.58まで午前0時半ぐらいに下げています。
午前3時半ぐらいまでは101.70台前半~101.75が重たかったでしたが、午前4時前に101.75を抜いて上昇。4時半過ぎには101.80をクリアに抜いて101.91レベルまでタッチして101.90でNYは引けています。どうも金融機関から大口のドル買いが入ったという指摘がありましたが、材料はありませんでした。
ユーロドルは1.3910-39が日通しレンジとほとんど動きなし。
ユーロ円はドル円の波形と全く同じで141.15安値から141.99まで買い上がったものの、142.00を付けられず141.42まで反落後141.80という流れでした。

昨日は明らかに朝方から欧州時間にかけて溜まった短期のドルショートが101.80越えで切らされ始め、次に俄かロングを作ったNY勢がイエレン氏の金融緩和維持姿勢(FOMC議事録前のようなタカ派的コメントを期待した向きがいたわけですが)で失望売りを出して101.58まで下げ、ブル・ベアとも痛み分けでした。101.20が強いサポートだったのかどうかは確認が取れずに戻してしまいましたが101.50-102.50をコアにしたレンジがしばらく続く可能性が高くなってきた感じです。
どうしましょうか。101.70以下なら買いたいと思っても朝、そこまで下がることを期待する方が無理。101.80-75で押し目買いしてみますかね?ストップは101.50に置いて。102円台まで利食いは引っ張れないぐらいの回転かな?

ドル円・クロス円は買いから。ユーロドル・ニュージー円は売り先行で

<ドル円 買い>
ドル円は101.770、101.670で買いから。ストップは101.500に置きながら、101.950、102.050で利食いする回転。市場がまだショートっぽく見える。実需のドル買いが下で待っている感じ。
レンジ 101.600(101.750)–(101.950)102.100 
作成時 101.912-916 10:25AM

<ユーロドル 売り>
ユーロドルは1.39250、1.39350で売りから。
ストップは1.39500に置きながら、1.38850、1.38700で利食いするような回転をイメージしました。
レンジ 1.38650(1.38850)–(1.39250)1.39400 
作成時 1.39109-116 10:32AM

<ユーロ円 買い>
ユーロ円は141.350、141.200で買いから。
ストップは141.000に置きながら、141.850、141.950で利食いする回転をイメージしました。
レンジ 141.200(141.350)–(141.850)142.000 
作成時 141.621-630 10:39AM

<ポンド 買い>
ポンド円は172.390、172.290で買いから。
ストップは172.100に置きながら、172.850、172.950で利食いする回転をイメージしました。
レンジ 172.200(172.350)–(172.950)173.100 
作成時 172.661-675 11:11AM

対ドルは1.69690、1.69790で売りから。ストップは1.69950に置きながら、1.69250、1.69150で買い戻しを考えました。
レンジ 1.69150(1.69250)–(1.69700)1.69850 
作成時 1.69509-522 10:42AM

<豪ドル 買い>
豪ドル円は94.990、94.890で買いから。
ストップは94.700に置きながら、95.450、95.550で利食いする回転をイメージ。
レンジ 94.800(94.950)–(95.450)95.550 
作成時 95.235-247 11:16AM

対ドルは0.93700、0.93800で売りから参入する。
ストップは0.93950に置きながら0.93100、0.93000で買い戻しを図るイメージ。
レンジ 0.93000(0.93100)–(0.93700)0.93800 
作成時 0.93520-533 10:44AM

<ニュージードル 売り>
ニュージー円は88.350、88.450で売りから。
ストップは88.700に置きながら、87.900、87.750で買い戻しをかける売りをイメージしました。
レンジ 87.750(87.900)–(88.350)88.500 
作成時 88.100-117 11:21AM

対ドルは 0.86700、0.86800で売りから。
ストップは0.87050に置きながら、0.86100、0.86000で買い戻しを図る売り回転をイメージしました。
レンジ 0.86000(0.86100)–(0.86700)0.86800 
作成時 0.86419-437 10:45AM

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小林 芳彦|JFX株式会社代表取締役

小林 芳彦

慶応義塾大学商学部卒、協和銀行入行し本店資金為替部調査役へ。 クレディスイスやバンク・オブ・アメリカで要職に就き、当局を含め、数十社の法人顧客を担当。「ユーロマネー誌(日本語版)」顧客投票「日本のディーラー・ベストセールス部門」を6年連続第1位、過去7回受賞。「短期為替予測部門」を5年連続第1位受賞。現JFX株式会社代表取締役