ドル高相場継続

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外国為替マーケット情報|2014/09/08

雇用統計前の値段へ楽々上昇

ドル円が強さを見せています。
金曜日はNYクローズにかけて上場し、105円台をしっかり維持して引けたあと、週明けやや上昇してスタート。セオリー通りとばかりに東京株式市場の寄り付きで利食い売りに押され下落するあたりは、いつの通り相場展開といえますが、105円台割れは瞬間でしかありませんでした。10時過ぎに104.99円を付けたと思った次の瞬間には105円台へ戻り、その後はジワジワとドル買いが続き次第に上昇が加速し、雇用統計前の水準へ戻ることとなりました。
30銭程度の上昇ですが、ドル円の強さを感じられる値動きとなりました。

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ドル円

スコットランドの独立に絡む世論調査の賛成数が反対数を上回ったことで売られるポンド。
量的緩和が行われることとなり、ついに1.30を割り込み下落するユーロ
乳製品価格の下落と今後の金利上昇が中立になったニュージーランド。
中国の8月の貿易収支が予想400.0億ドルに対して、結果が498.3億ドルのポジティブサプライズでも上昇しない豪ドル。

この4通貨の値動きをみても分かる通り、ドル全面高に近い値動きとなっています。
ユーロは対ポンドで売られていることにより何とか値を保っていますが、1.30への回復見込みは厳しいところ。

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4通貨

雇用統計後の夜も油断は禁物

ドル円が月曜日に最高値更新に迫るということはあまりありませんが、そうなった時は果敢に攻めても良いでしょうと書いた時にNY市場でジリ高となり、翌東京市場で急騰してしまったケースが先週月曜日でした。
今夜も、雇用統計後の月曜日だからといって油断はできそうにありません。
買えていない投資家が雇用統計後、105円割れをどんどん買ってきているというのが、雇用統計後の相場展開。「上昇のペースが早すぎる」という声が聞こえているうちは、上昇余地はありそうです。

ポイントとしては、105.50円のオプションバリアが消滅していますが、まだ105.75円に残っているようです。
そして、今夜は105.00円と105.25円にNYカットのオプションがありますので、勝負は23時以降といったところでしょうか。

引き続き、ドル円の年初来高値に注目が集まりますね!

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」