米長期金利上昇で円売り強まるも102円台は重い 6/20

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外国為替マーケット情報|2014/06/20

ユーロはやや買戻し

昨日の海外時間には、米長期金利が上昇して円売りが強まる場面もありましたが、102円台には売りが待っている模様で、102円台にしっかり乗せることはできませんでした。

欧州時間序盤、特段の材料はありませんでしたが全般的にドル売りが強まって、ドル円は101.70円台まで下落し、ユーロドルは1.3620台まで上昇しました。その後ノルウェーが政策金利見通しを大きく下方修正したことからユーロ買い、クローネ売りが強まる中、ユーロが全般的にも買われ、ユーロドルは1.3640台まで、ユーロ円は138.80円台まで上昇しました。その後欧州株が軟調に推移したことなどからユーロ売りが優勢となって、ユーロドルは1.3610台まで、ユーロ円は138.60円台まで反落しました。

NY時間にはいると、米長期金利がやや低下したことからドル売りが強まって、ドル円は101.70円台まで下落し、ユーロドルは1.3640付近まで上昇しました。その後、米・6月フィラデルフィア連銀景況指数が予想よりも良かったこともあって、米長期金利が上昇する展開となると、全般的にドル買いが強まって、ドル円は102.00円付近まで上昇し、ユーロドルは1.3600台まで下落しました。

今日の海外時間には独・5月生産者物価指数、ユーロ圏・4月経常収支、加・4月小売売上高、加・5月消費者物価指数の発表があります。

日経平均は、3月の高値を上抜いて、一月以来の水準まで上昇しています。ただ、このところ日経平均とドル円の相関関係が非常に弱くなっていて、日経平均の上昇が円売りにつながっていません。米長期金利との相関は一定程度続いていますが、米長期金利自体2.60%を挟んだレンジ内での動きとなっていることから、ドル円はまだ大きく動く気配がありません。

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チーフストラテジスト 高野やすのり様
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高野やすのり|FXプライムbyGMO

プライスはすべてを織込む!チャートで世界を見通せ 高野 やすのり

慶應義塾大学商学部卒 チェース・マンハッタン、スイス・ユニオン、ファースト・シカゴなどでインターバンクディーラー業務に従事。 株式会社FXプライムbyGMO チーフストラテジストとして、長年培ってきた経験を生かし、インターネット上のコンテンツや、ラジオ、セミナーを通じて正しいFXの知識や、FXの魅力を広める為の活動を行う。 NPO法人日本テクニカルアナリスト協会 認定テクニカルアナリスト