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ドル円は110円期待も材料出尽くし感も

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FXマーケット情報|2014/09/18

東京時間にも最高値を更新

止まらないドル円はNYクローズの値段108.31円を早々に更新しオセアニア市場でも上昇。
FOMC後の相場を織り込み切れていない様子をみせていましたが、背景にはルー米財務長官の「強いドルは常に米国で非常に良いことだ」とのコメントも後押しとなっているようです。

このような相場展開となると、少し前までであれば、日本政府当局者から「短期間での為替の乱高下は良くない」などというコメントが出てきていました。しかしながら、4月の黒田ショックにより日経平均が暴落し、肝を冷やした当局者からそのような発言が出るわけもなく、経済界の「これ以上の円安は望まない」のコメントも完全に無視する形で一本調子に上昇しました。

109円には”相当の売り”があるようですから、さすがに一度では攻められずに高値は108.86円まで。
下値目途は、非常に分かり易いNYの終値であり東京時間の押し目である108.30-40円。
ここからは値ごろ感からは簡単に上昇しそうに思えませんが、NY勢やファンド等の資金がFOMCを受けて戦略の変更等があれば、今夜はもう一段高となりそうです。

しかしながら、やはりスコットランドの住民投票が気になるところ。
これまで独立反対派勝利とも思えるようなポンドの買戻しが進んでいます。
これが直前になりポジション調整の動きとなると、ドル買いとなることからこれもドル円の上昇を後押しとなりそうです。
FOMCを追えてもまだまだ予断は許されない状況です。
明日の日本時間のお昼には結果が出ているようですが、どんな結果となろうともヘッドラインリスクで上下に大きく振れる場合がありますので、アクティブなトレーダーさんはFOMC同様ポジションを取るタイミングに非常に気を付けたいところです。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」