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増税延期!?解散への思惑でドル円は116円

【著者】

ノーベル平和賞受賞のクルーグマン氏との会談も影響か!?

本日のお昼過ぎ、米系証券の買いがドル円を買ってきたということでドル円は本日の株の寄り付き後の高値まで上昇しました。
しかしながらその後、公明党の山口代表が会議後の記者会見で、
「早ければ『年内に』というシナリオがあるわけだから、それらに対応できるような構えを取っていきたい」
とのコメントをしたことから、解散総選挙からくる消費増税延期思惑が一気に広がり日経平均は急騰!
あっという間に200円以上も上昇し、年初来高値を更新し17,160円まで上昇しました。
ドル円は日経平均との連動は途中までで、相変わらず105.50円がレジスタンスラインとして機能していましたが、欧州時間に入り急騰。
ストップロスを狙った買い上げが入り、年初来高値を更新する上昇となりました。今回の解散選挙の話題でドル円が上昇するという理由は今のところ見当たりませんが、日経平均に連動したということと、ドルの買い遅れ組が相当いるということ、そして何より上げたい相場だということが、昨日の114円割れの戻りを見ても分かります。にわかにGPIFの買いが114円台前半にあり、日経平均を買ったという噂が流れたことでドル円も上昇し易くなったように思えます。

とはいえ、ドル円は新たなステージに突入しました。ここからの上昇ですが、以前書きましたように、前回の金融緩和で上昇した値幅と上昇率が1つのポイントとなるのではないでしょうか。

上昇幅で計算:109円30銭 + 6円80銭 = 116円10銭
上昇率で計算:109円30銭 ×  7.3 % = 117円30銭

ドル円1H_1111

ちなみに、今のところの高値は116.10円ですので、上昇幅で計算したターゲットと一致しますが、節目を越えたことで115.50円を背にもう一段の上昇が考えられますので、117円台の可能性は十分あるのではないでしょうか。

しかしながら、週末にはG20があり急遽ルー財務長官が出席することとなっています。その為、当初はG20でのドル高けん制が入るのではという思惑でドル円は調整局面に入っていたのだと考えられます。
その為、117円へ乗せたとしても今週金曜日の欧州時間を過ぎると時間切れとなり、ポジション調整が入るのではと考えられます。
いずれにしろ、週越えのドル買いはリスクが高いのではないでしょうか。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」