注目のFOMC!ドル円はまだまだ買いですか?

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FXマーケット情報|2014/09/17

ついに迎えるFOMC

FOMC前ですが、ドル円は高値圏維持し推移しています。

金曜日から週明けにかけて、ドル円の調整の動きを見せ、昨日火曜日は107円台割れとなりましたが、そこではしっかりとした買いが入り、再び同水準へ戻るという稀にみる強さをみせています。

そもそも、昨晩FEDウォッチャーとして知られるWSJのヒルゼンラス記者が
FOMCの声明にはこれまで通り(テーパリング終了後も、相当の期間の低金利維持)文言は残る。」との見解を示したことがキッカケとなり、ドル円は下落しました。
FEDの代弁者ともされる同氏のコメントに加え、著名シンクタンクのレポートも同見解を示したことから、本来であればあっさり107円台を割り込んで、106円前半までは下落しても良いはずです。

しかしながら、結果は106円以下の滞在時間は1時間もなく戻ってくるといった状況です。

ドル円
[High functionality chart]

もちろん、この(相当の期間)がこれまでの想定通り声明から外れたとなると、市場の思惑とは逆となるため、ドル円は急騰し新高値を取っていく展開となることが想定できます。
また、仮に今回変更なくとも来月には!という思惑が出てくることも考えられることから、飛び乗りの売買は注意が必要です。
毎回FOMCでは上下のブレが激しいことから、ファースト、セカンドアクションではトレンドが出たと判断するのはリスクが高いと考えられます。

また、ここでは長期金利とドル円の連動性が無くなっていることから、あまり気にしない方が良いと書いてきましたが、先週からリンクするようになってきましたので、こちらの動きも見ておきたいところですね。

スコットランドの独立の最終アンケート結果は・・

このドル円の強さには、スコットランドの独立騒動もこの上昇の後押し材料となっており、もし独立となればポンドは売られ、ユーロも吊られて下落。
相対的に、ドル、円、オセアニア通貨は買われるといった思惑も早くも出ているようです。
先週、0.9250を割れた後は、なんと0.90台割れまで下落した豪ドルも中国政府が銀行への流動性供給を行うとのニュースで0.91台まで上昇しています。

今のところ、ドル円と豪ドル円を買っておくことが一番無難な結果となっていますが、ポンド円も同様で昨日からなんと2円以上も上昇しています。

これまで、相当売られてきており、現在のポンドの水準1.63以下は昨年の秋のトレンド相場の発生前のレンジへ戻ってきたことになります。
個人的には、直前になって英国政府がスコットランドへ何らかの妥協案を提案し急騰するのではとも考えていますが、そうではなくとも上昇しており、大きな資金のポジション調整の動きがあるのだと考えられます。

主な英国の新聞の世論調査の最終結果は以下のようになっています。

独立賛成派 48%
独立反対派 52%

まだまだ拮抗しており、どう転ぶか判断に困るところです。
注目の結果発表ですが、日本時間19日の午前8時過ぎに最初の結果が判明するようですから、日中お仕事をされている方でも出勤時に注目されてみてはいかがでしょうか。

川島寛貴|みんなの外為スタッフ

初心者目線を忘れない「サラリーマントレーダー」 川島寛貴|みんなの外為スタッフ

みんなの株式の立ち上げ当初からプロデューサーとしてアライアンス業務を推進。みんなの外為、みんなの米国株、みんなのコモディティなど兄弟サイトの立ち上げも担当。通称「為替王子」